過干渉の問題点と治療方法
過干渉をうけると、回避性愛着障害になる
人との距離が近くなると、離れてしまう。恋愛や結婚でそんな事を繰り返していませんか?
恋愛が続かない人、不倫してしまう人、セックスレスの人、このような人は、自分が回避性の愛着障害ではないか?と疑う必要があります。
親密になるのを避ける。自分の時間を制限されると怒る、キレる。過干渉を受けると、不安症になり、人間関係を築く能力が大きく低下します。
過干渉について知り、回避性の愛着障害を回復させる方法を、実体験をもとに書いて行こうとおもいます。
※この記事は、わたし自身が過干渉を受け、回避性だと気が付いたため、治療をする目的で書いています。実際によくなった方法なども書いておきます。
・過干渉とは ・過干渉の原因とは ・過干渉を受けるとどうなる? |
過干渉とは?
母親が過度に心配して自分の思いを、子供に押し付け、支配てしまうことです。
具体的には、「勉強しろ」「よい大学に入れ」などがそうです。「歯を磨きなさい」「7時に起きなさい」なども干渉です。
基本的にほめて、子供自身が自分できるようにヘルプしよう。という気はなく
自分に依存させようと思っています。
子供の事など、まったく考えていません。常に自分が不安で、親という役割に「依存」したいがために、子供を犠牲にする恐ろしい行為です。というか「犯罪」です。
本来、子供が自然にできるようにサポートするところを、親の精神が不安だから、コントロール、支配してくる現象です。
親は、「わたしがいないと、この子は何もできない」と思い込みたいだけ、子供に対して、注意をします。「風邪ひくわよ、早くきがえなさい」「もう寝なさい」「7時に起きなさい」
よく聞くと、全て命令口調であり、子供を自分の「ペット」だと勘違いしています。
このように支配を続けているにも関わらず、過干渉の親は「自分はよい親をやっている」と思い込んでいます・・・。
もし、この記事を読んでいる人がいたら、気が付いてください。
絶対に、親にコントロールと支配をされてはいけません。
過干渉の具体例
具体的に、自分が受けてきた「過干渉」を例に出していきます。
部屋に勝手に入ってくる。 勝手に部屋を片付ける。 リラックスしているときに、勉強しろと介入してくる。 勉強しないと遊びにいかせない 週に一度、必ず昼間に寝ろと強制してくる 無理に塾に通わせる 習い事をやめさせようとしない(私は何度も辞めたいといっているのに) テストで90点以上とらないと許さない 親の思い通りにならないとビンタしてくる(暴力による支配) 人の話は絶対に聞かない(自分は正しいと思い込んでいる) 質問すると、なぜかキレる(批判されていると感じているようだ) |
はい、書いているだけで、吐き気がしてきます(笑
私の親は常に、姉と私に上記のような、干渉をしてきました。こんなのは、ほんの一部で、書こうと思えばいくらでも思いつきます。
今思うと、自分の役割を作り、「母親であるわたしは、人に必要とされている」と思いたかったのでしょう。当時の私は小さく、心理学の知識がなかったので、分かりませんでしたが、明らかに異常な家庭でした。
はっきり言って、当時から、本当に迷惑でしかなく、本当に殴り殺そうと思った事が何度もあります。悲しみが怒りに変化して、最後は殺意まで行ってしまいました。反抗期があったので、殺さずにすみましたが、それすらなかったら、今頃刑務所にいても・・・と考えることがあります。
それはさておき、このような家庭で育つと、「愛着」がきちんと形成されません。
※自分が自営業になったのも、この辺りが深く関係しています。それが分かったのは、この10年の話ですが・・・
過干渉の原因 は毒親
「子どもには同じようになってほしくない」 と言いながら、自分に自信がないので、子供に依存しているだけです。自分が小さい時に親に愛されてこなかったので、「自分が、無条件にこの世界にいてよい」と思えていないのです。
何かをしていないと、自分には価値がない。
と思い込んでいます。この「無条件でここに居てよい」は本来は1.5歳までに習得するのですが、毒親家庭で育った人は、愛着のベースが育っていません。
過干渉になる人は、全て、「自分に自信がない」からです。もし、自信が あるのなら、子供を自由にさせ、うまくサポートができるはずです。
過干渉の人は、「子供が自分を超える事を恐れています」。
自分が必要ないという事実を認める事ができないのです。
自立に失敗する
過干渉の親に育てられると、自我の統一に失敗します。つまり、健全な愛着がなく、自我が育たなくなります。
・自分で感じる ・自分で決める ・自分で責任をもつ ・大丈夫だと知る ・安心する |
この流れが学べないので、常に不安な状態が続きます。
特に、安心して生きる。という事が学べないので、非常につらい人生になります。
最後は人を回避してしまう
過干渉を受けてしまうと、「人は自分の時間を奪う」「意見を押し付けてくる」だから「危険だ」
という考え方になってしまいます。
人間関係を形成する事はするのですが、あまり親しくなると親のように「介入して、私の人生をダメにするのでは?」と無意識に思ってしまいます。
これは回避型の人間関係です。
不倫を繰り返す人、付き合っては別れるを繰り返してしまう人は、この回避型になっていないか?
過去に、親に「強制されていやな思い出がなかったか?」
自分をセルフチェックして、ゆっくり治療をする必要があります。
結婚適齢期なのに、「結婚はあまりしたくない・・・」と言っている人も、この愛着障害になっている可能性が強くあります。
スピリチュアルにはまる人は、この「愛着障害」をかかえている人がほとんどです。
もっといえば、毒親に育てられた結果、「きちんと愛着が育たず」「気分循環障害になり」「不安症になってしまった」というだけです。
なぜ分かるか?というと、私も一度、スピリチュアルをとんでもないほど勉強したからです。「引き寄せの法則」「神社」「宗教」あらゆる方法を学び、勉強してみました。
自分の「躁鬱病」を治そうと必死で学んだ結果、「交流分析」 「認知行動療法」「スキーマ療法」にいきつきました。
私の場合、お腹の部分、小腸のあたりが「シクシク」つねにうずく状態が39年続いています。この文章を書いている今も続いています。
「嫌われるのではないか」「わたしは迷惑などのでは」「理解されないのでは」と常にビクビクしながら生きています。さらに、その事を「ほかの人にばれないか・・・」恐れながら生活をしています。
このように、過干渉を受けてしまうと、自分に自信が持てなくなります。「安心して生きる」という状態も、よくわからずに生きるという状態になります。
まとめ
過干渉と回避性愛着障害について読んでいただき、ありがとうございます。
わたしも今だに勉強を続け、自分で治すための治療を続けています。
この記事は、自分と同じように悩んでいる人に少しでも助けになるように書いています。変な「最速で治る」などといっているセミナーに行って、高額の料金を支払ってはいけません。
スキーマ療法は、きくのですが時間がかかります。
自助グループを作り、自分たちで安全基地を作り、すこしずつ時間をかけて治療を進めていくのが、一番、安全で確実なのでは?と私は考えています。
もし、同じように心の病で苦しんでいる人がいましたら、一緒に治療をするグループを作っていきましょう。(有料ですが)
親から精神的に自立して、自分の人生は自分で選び、決めましょう。
現在、自助グループを作ろうと思っています。3,000円/回にして、理論の勉強と相互サポートをして、「対人不安」「基本的不安」 を解消する予定です。 興味のある方は、ぜひご連絡くださいませ。
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