高すぎる広告費
中小企業ではすでにムリ・・・
グーグル広告をやっていて、思う事を書いていきます。
実は、キーワード広告は、すでに中小企業には手が出ないレベルではないでしょうか?
LPも知らない、予算削減方法も分からない...だけど、AI時代になり、SEO対策が難しすぎて、やらないと...
そして、グーグル広告に、新規参入をして、自滅している会社さん、個人事業の方をたくさん見ています。そこで、今回は、グーグル広告の問題提起をしていこうと思います。
【更新: 2025 11/30】
目次 |
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1.キーワード広告が高すぎる
キーワード広告が高すぎる
キーワード広告は、グーグル広告がはじまった当初は1クリック50円前後でした。
私は、高級水道器具を建築家に売る仕事をサポートしていました。
だから覚えているのです。
16年前くらいでしょうか?
その時は、1万円の広告費をかけて、100万以上の売り上げがありました。
わたしが働いていた会社では、高級な水栓などを売ってました。
これ、本当です^^;
顧客獲得コスト(CPA)は、500円~1000円の間で推移していました。
サイトがしょぼくても、ガンガン売れていた時代です。
その後、CPAがどんどん高くなり、1クリック1000円以上になり、広告費が上がったのは言うまでもありません。
現在では、1クリック150~1000円前後で推移しています。
【業界別の平均的なクリック単価】
業界 |
予算 |
内容 |
法律、士業 |
1,000円〜 |
合が激しいため非常に高単価 |
金融・保険 |
500円〜1,000円 |
サービス単価が高く、成約時のLTV(顧客生涯価値)も高い |
BtoB |
350円〜600円 |
専門性が高く、競合の入札が活発。 |
医療・健康 |
400円〜550円 |
専門的キーワードが多く、競争が中程度。 |
教育 |
250円〜400円 |
受験や資格など、緊急性が高い分野は高単価になりやすい。 |
不動産 |
200円〜400円 |
地域や物件の種類により単価に幅がある。 |
このようにここ10年ほどで、クリック単価が恐ろしく上昇しています。
と感じています。
検討しているキーワードの単価を調べたい場合は、Googleが提供している無料ツール「キーワードプランナー」を利用すると、キーワードごとの推定クリック単価の相場(低額帯と高額帯)を確認できます。
「キーワードプランナー」を使うには、グーグル広告に申し込まないとダメなので、注意してください。
・クリック単価が高すぎる ・はじめは10円で広告を出せた ・業種によって単価が違う |
2.増え続ける競合
恐ろしい業者クリック
グーグル広告、キーワード広告における、最大の問題点は、「業者クリック」だと思います。
業者クリックとは、読んで字のごとく、業者がクリックをしてしまう問題です。

自社がリフォーム会社だとしましょう。
「リフォーム トイレ」で検索した場合、上記のように出ます。
1~2位には、地元の業者がいます。
さて、顧客獲得コストを下げるには、どうしたらいいでしょうか?
答え、「他社の体力(広告費)を削る」
このように、業者が嫌がらせで、クリックをする事で、相手の予算を削る事ができます。
これは、大きな問題ですが、対策が難しいので、放置されています。
グーグルは、同一アカウントは1日1回まで。
となっているようです。
2回クリックしても1回の予算削減という事です^^;
シークレットモードでアクセスしたら...と言い出したら切りがないのですが、
キーワード広告には、こんな問題があるのです。
3.競合をクリックする
上からクリックすればつぶれる
業者クリックは、単純です。
1.特定のキーワードで検索 2.出てきた競合のクリックを押す 3.終わり |
いたってシンプルな手法です。
しかし、これが、破壊的な効果があります。
キーワード広告は、オークション方式で、高い金額をつけた会社が上にきています。
つまり、上から順に並んでいる順に、高いキーワードを設定しているわけです。
私が競合を潰そうと思ったら、毎日、競合の広告をクリックします^^;
※やりませんが
IPアドレスを偽装して、クリックする仕組みをつくれば、競合のCPAを下げる事もできます。
つまり、穴だらけのオークション制度なのです^^;
人間も鼻、口、お尻と穴がたくさん空いているので、同じです。
・業者クリックは逃げられない ・穴だらけの制度 ・広告費が高くなる原因 |
4.グーグルの対応は?
グーグルは黙認
グーグルは対策をしていないわけではありません。
グーグルの業者対策は「不正クリック」対策と呼ばれています。
そして、あきらかにおかしい場合は、クリックを無効にするようにしています。
■無効クリック
意図しないクリックや、不正なソフトウェアによって発生したクリックなど、Googleが無効と判断したクリックを指します。
広告の各クリックがシステムによって検証されます。Googleの高度なシステムにより無効なクリックとインプレッションが特定され、アカウントデータから削除されます。
となっていますが、私はこれがどうも不思議です。
広告を出稿すると分かりますが、そもそも、誰がクリックしているのか?
開示されていません。
つまり、広告を出しても、お問い合わせがない限り、人が来ているのか?
も怪しい所です。
グーグルのクローラーはソフトウェによる自動巡回ソフトです。
同じ仕組みを広告に応用すれば、アクセスを水増しできます。
広告をクリックするプログラムを作れば、いくらでも相手に広告費を使わせる事ができます。
・IPアドレスを偽装する ・ランダムな時間に巡回クリックをする ・これを繰り返す |
大手企業を攻撃するために、作るならアリですが^^;
普通に、作る事はできます。
グーグルは検知すると言っていますが、どのレベルで検知をするのか?
開示してはいません。
つまり、「ちょっとくらいやるなら、いいよ!!」
と言っているのと同じです。
もっと言えば、もし、クリックを誰がしているのか?
判定できるのであれば、同業者は絶対にクリックするのを禁止できるはずです。
しかし、実際には規制をしていません・・・
つまり、グーグルはできるはずなのに、規制をしていない。と言えます。
それ以上は言いません。
いや、言えません。
これも問題なのです。
が、神にたてつくと、消されるので、私もあまり追求はしません(笑
・対策はしてくれている ・誰にでも穴はある ・神には逆らえない |
5.誰が困るのか?
小企業が困る
業者クリックやソフトウェアによるクリックで、一番困るのは「広告を出稿している会社」です。
そう
あなたの会社なのです。
とくに、小さい会社は広告費が少なく、10万円前後です。
はっきりと言うと、これは10年前は通用しましたが、今では全く通用しません。
売れるキーワードは500円~1000円です。
つまり、15クリックで1万円ほどの金額がかかります。10万円だと150クリックです。
この時、購入率が0.1%だった場合。
一人も購入につながりません^^;
100万で1件の購入であれば、値段が高いモノでないとダメです・・・
実は、これが最大の問題点なのです。
10万の広告予算があるなら、自分でチラシを作って配った方が、あきらかに効果があります。
ちなみ、プラスワークでは、一番高いもので、マンションを売っています。設計事務所のお客様なのですが、広告費を全く使わずに集客をしています。
定期的にサイトを新しくしたり、メンテナンスはしていますが(笑
サイトで1億~10億ほどの商品やサービスも売る事ができます。
・キーワード単価が高すぎる ・最低30万/月 の広告費がかかる ・小企業にはムリ |
6.とにかく購入率を上げる
購入率を上げる
このサイトでは、何度も「購入率を上げろ」と言っています。
それは、同じ広告費でも、売上が大きく変わるからです。
広告費を下げたいなら、サイトの完成度、会社の知名度、ブランド力を上げるしかないのです。
もし、広告予算が10万ならば、5万円サイトのブランディングにかけ、5万広告にかけましょう。

おすすめは、コンテンツSEOをする事です。
コンテンツSEOとは、良いコンテンツをつくり、アクセスを上げる方法の事です。リンク対策がきかなくなった現在、良いコンテンツをつくり、アクセスを上げる事は、必須の方法となっています。

さらに、スマホ対応をした、ランディングページを作りましょう。
ランディングページとは、1ページでお問い合わせ、注文まで動機付けしてもらうためのページです。自社のサイトを1ページにまとめたページの事です。
この状態でPDCAを回しながら、サイトを改善していくと、売上が落ちないサイトができます。
そして、動画を使ったコンテンツを作り、SEO対策に組み込めばベストです。
・コンテンツSEOをする ・ランディングページ対策をする ・動画を使う |
7.まとめ
とにかく仕組み化を
webマーケティングの成功は、いかに基本を理解して、仕組みを作るか?
によります。
とにかく、仕組みを作った人の勝ちなのです。しかし、基本を勉強しない人が多すぎます。広告を出していれば人が来る時代は10年前にとっくに終わっています。
もし、キーワード広告で失敗した場合は、ご相談くださいませ。一から、基本を叩き込んでいきます。
当社はスパルタですが、必ず実力がつくはずです。
ぜひ、お困りでしたら、無料診断などをご利用くださいませ。
- 基本をしっかりと知る
- 広告費だけにお金をかけない
- とにかく勉強しよう

牧宏典
とにかく、基本を学ぶ事です。何となくはじめるから、失敗します。どこぞの会社員に頼むのではなく、プロに相談してください。
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