高すぎる広告費
中小企業ではすでにムリ・・・
グーグル広告をやっていて、思う事を書いていきます。実は、キーワード広告は、すでに中小企業には手が出ないレベルではないでしょうか?
新規参入をして、広告をはじめて、自滅している人をたくさん見ています。そこで、今回は、グーグル広告の問題提起をしていこうと思います。
【更新: 2022 8/23】
目次 |
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キーワード広告が高すぎる
キーワード広告が高すぎる
キーワード広告は、グーグル広告がはじまった当初は1クリック50円前後でした。
私は、高級水道器具を建築家に売る仕事をサポートしていました。
だから覚えているのです。
16年前くらいでしょうか?その時は、1万円の広告費をかけて、100万以上の売り上げがありました。
これ、本当です^^;
顧客獲得コストは、500円~1000円の間で推移していました。
サイトがしょぼくても、ガンガン売れていた時代です。
その後、CPAがどんどん高くなり、1クリック1000円以上になり、広告費が上がったのは言うまでもありません。
現在では、1クリック500円前後で推移しています。
このようにここ10年ほどで、クリック単価が恐ろしく上昇している。と感じています。
・クリック単価が高すぎる ・はじめは10円で広告を出せた |
増え続ける競合
恐ろしい業者クリック
グーグル広告、キーワード広告における、最大の問題点は、「業者クリック」だと思います。
まあ、独占禁止法にふれている。
という点が最大なのですが、これは、言ってもキリがないので^^;
今回は、「業者クリック」についてを説明します。
業者クリックとは、読んで字のごとく、業者がクリックをしてしまう問題です。
競合をクリックする
上からクリックすればつぶれる
業者クリックは、単純です。
1.特定のキーワードで検索 2.出てきた競合のクリックを押す 3.終わり |
いたってシンプルな手法です。
しかし、これが、破壊的な効果があります。
キーワード広告は、オークション方式で、高い金額をつけた会社が上にきています。
つまり、上から順に並んでいる順に、高いキーワードを設定しているわけです。
私が競合を潰そうと思ったら、毎日、競合の広告をクリックします^^;
※やりませんが
IPアドレスを偽装して、クリックする仕組みをつくれば、競合のCPAを下げる事もできます。
つまり、穴だらけのオークション制度なのです^^;
人間も鼻、口、お尻と穴がたくさん空いているので、同じです。
・業者クリックは逃げられない ・穴だらけの制度 ・広告費が高くなる原因 |
グーグルの対応は?
グーグルは黙認
グーグルは対策をしていないわけではありません。
グーグルの業者対策は「不正クリック」対策と呼ばれています。
そして、あきらかにおかしい場合は、クリックを無効にするようにしています。
■無効クリック
意図しないクリックや、不正なソフトウェアによって発生したクリックなど、Googleが無効と判断したクリックを指します。
広告の各クリックがシステムによって検証されます。Googleの高度なシステムにより無効なクリックとインプレッションが特定され、アカウントデータから削除されます。
となっていますが、私はこれがどうも不思議です。
広告を出稿すると分かりますが、そもそも、誰がクリックしているのか?
開示されていません。
つまり、広告を出しても、お問い合わせがない限り、人が来ているのか?も怪しい所です。
グーグルのクローラーはソフトウェによる自動巡回ソフトです。
同じ仕組みを広告に応用すれば、アクセスを水増しできます。
広告をクリックするプログラムを作れば、いくらでも相手に広告費を使わせる事ができます。
・IPアドレスを偽装する ・ランダムな時間に巡回クリックをする ・これを繰り返す |
大手企業を攻撃するために、作るならアリですが^^;
普通に、作る事はできます。
グーグルは検知すると言っていますが、どのレベルで検知をするのか?
開示してはいません。
つまり、「ちょっとくらいやるなら、いいよ!!」
と言っているのと同じです。
もっと言えば、もし、クリックを誰がしているのか?判定できるのであれば、同業者は絶対にクリックするのを禁止できるはずです。
しかし、実際には規制をしていません・・・
つまり、グーグルはできるはずなのに、規制をしていない。と言えます。
それ以上は言いません。
いや、言えません。
これも問題なのです。
が、神にたてつくと、消されるので、私もあまり追求はしません(笑
・対策はしてくれている ・誰にでも穴はある ・神には逆らえない |
誰が困るのか?
小企業が困る
業者クリックやソフトウェアによるクリックで、一番困るのは「広告を出稿している会社」です。
そう
あなたの会社なのです。
とくに、小さい会社は広告費が少なく、10万円前後です。
はっきりと言うと、これは10年前は通用しましたが、今では全く通用しません。
売れるキーワードは500円~1000円です。
つまり、15クリックで1万円ほどの金額がかかります。10万円だと150クリックです。
この時、購入率が0.1%だった場合。
一人も購入につながりません^^;
100万で1件の購入であれば、値段が高いモノでないとダメです・・・
実は、これが最大の問題点なのです。
10万の広告予算があるなら、自分でチラシを作って配った方が、あきらかに効果があります。
ちなみ、プラスワークでは、一番高いもので、マンションを売っています。設計事務所のお客様なのですが、広告費を全く使わずに集客をしています。
定期的にサイトを新しくしたり、メンテナンスはしていますが(笑
サイトで1億~10億ほどの商品やサービスも売る事ができます。
・キーワード単価が高すぎる ・最低30万/月 の広告費がかかる ・小企業にはムリ |
とにかく購入率を上げる
購入率を上げる
このサイトでは、何度も「購入率を上げろ」と言っています。
それは、同じ広告費でも、売上が大きく変わるからです。
広告費を下げたいなら、サイトの完成度、会社の知名度、ブランド力を上げるしかないのです。
もし、広告予算が10万ならば、5万円サイトのブランディングにかけ、5万広告にかけましょう。
おすすめは、コンテンツSEOをする事です。
コンテンツSEOとは、良いコンテンツをつくり、アクセスを上げる方法の事です。リンク対策がきかなくなった現在、良いコンテンツをつくり、アクセスを上げる事は、必須の方法となっています。
さらに、スマホ対応をした、ランディングページを作りましょう。
ランディングページとは、1ページでお問い合わせ、注文まで動機付けしてもらうためのページです。自社のサイトを1ページにまとめたページの事です。
この状態でPDCAを回しながら、サイトを改善していくと、売上が落ちないサイトができます。
そして、動画を使ったコンテンツを作り、SEO対策に組み込めばベストです。
・コンテンツSEOをする ・ランディングページ対策をする ・動画を使う |
まとめ
とにかく仕組み化を
webマーケティングの成功は、いかに基本を理解して、仕組みを作るか?
によります。
とにかく、仕組みを作った人の勝ちなのです。しかし、基本を勉強しない人が多すぎます。広告を出していれば人が来る時代は10年前にとっくに終わっています。
もし、キーワード広告で失敗した場合は、ご相談くださいませ。一から、基本を叩き込んでいきます。
当社はスパルタですが、必ず実力がつくはずです。
ぜひ、お困りでしたら、無料診断などをご利用くださいませ。
- 基本をしっかりと知る
- 広告費だけにお金をかけない
- とにかく勉強しよう
牧宏典
とにかく、基本を学ぶ事です。何となくはじめるから、失敗します。どこぞの会社員に頼むのではなく、プロに相談してください。
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