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学習塾のホームページ作り

学習塾 のホームページ作成のコツ

子どもに通わせる学習塾や予備校を探す時は、まずスマホ・ネットで調べるのが当たり前となりました。

塾は地域密着型の事業で、会員制ビジネスのような側面があります。

難しのは、親がお金を払い、子供が通う。という、普通のビジネスでは発生しないスキームである。という所です。

 

基本は、チラシであり、口コミを良くしていく事で、徐々に事業が軌道にのっていく、地域密着の、コツコツ型の商売です。

塾のサイトはどのように作ったらいいのか？悩んでいる方も多いのではないでしょうか？

今回は、塾のサイトの作り方についてご紹介します。初心者向けなので、なるべく、分かりやすく説明していきます。

 

 

 

目次 1.【誰に】見てもらいたいか？ 2.【ペルソナ】を設定しよう 3.【内容】サイトの内容は？ 4.【はじめての方へ】ページを作ろう 5.【サイト】の構成を作ろう 6.【大事】最も大事なページとは？ 7.【任せる】か自分で作るか？ 8.【地図検索】で表示させる 9.【まとめ】まとめ

 

 

1.誰に見せるのか？

塾を選ぶのは誰か？

まずは、ホームーページを見せる相手を明確にしましょう。

基本的には、学習塾を選ぶのは「親」だと思います。

特に

30~40代の小学生、中学生の子を持つ「母親」になります。

父親は、お金を出す。という事が多いようです。

 

子供が低学年であるほど、親が塾を選ぶ、影響力が高くなります。

補習塾などの場合は、子供が選ぶ場合もありますが、基本は親を狙っていきましょう。

 

中学生向けの塾までは、親をターゲットにして、広告戦略を立てていきましょう。

父親よりも、母親の方が子供の教育に関心がある事の方が多いです。

 

学習塾は、子供である生徒が通うのですが、情報収集は親がする事がほとんどです。

特に、進学塾であればあるほど、「難関校の中学受験」をする人ほど、ネットで情報を集めています。

 

 

大学卒の40代の母親 教育熱心 所得水準が平均より高い

 

まず、この辺りを見込のお客様として設定しましょう。

この設定がまず基本になります。

 

2.ぺルソナの設定

ペルソナ分析をしよう

次はペルソナの設定をしていきます。

ペルソナとは、自社の見込み客となる人物を想定して、表にまとめておく事です。

 

これを作っておく事で、ホームページの内容や、デザインなどが決まります。必ず作るようにしましょう。

 

例）中高一貫校を目指す塾の場合

 

年齢	40代女性
性別	女性
住まい	埼玉県川口市 駅から徒歩5分以内のマンション
学歴	父：大学卒 母：大学卒
仕事	共働き
世帯年収	500万　以上
ライフスタイル	普段はユニクロ 味噌は無添加 月に一回は外食 年に1回家族旅行（国内）
車	あり
価値観	子供には大学に行ってほしいと思っている。 教育には普通より熱心
その他	両親ともに、子供の時に塾に通っていた

 

例えば、このような想定ができます。

教育に対しては、親が子供の時に塾に通っていた家庭と想定しています。

想定が細かいほど、作るサイト、ホームページ、デザインの方向性が決まっていきます。

 

・ペルソナ分析をしてみましょう ・ターゲットが明確になる ・チームで共有すると、さらに良いです

 

 

3.学習塾　サイトの内容

何を知りたいのか？

ホームページを見てほしい相手が決まったら

次はホームページから「見込み客」がどんなことを知りたいのか考えてみましょう。

 

・志望校の合格実績はあるか？ ・塾の雰囲気が子供と合っているか？ ・教育方針があっているか？ ・自宅から通える距離か？ ・月謝はいくらか？

 

などになります。

この辺りが大事になってきます。

 

これをまとめて、情報として載せる事が大事になります。

ポイントは、いきなり値段を載せない事です。

 

【花まる学習会の事例】

 

花まる学習会

https://www.hanamarugroup.jp/hanamaru/

 

小学生向けのサイトの場合、たくさんの色を使う場合が多いです。

基本は「ピンク」にして、トーンを合わせていきます。

人をたくさん出すのがポイントです。

人が写っている事で、安心感が生まれます。

 

【何を目指すか？】

メールでの問い合わせ

無料体験、資料請求、お問い合わせとボタンがありますが、知名度がないと、無料体験に来てくれる人が少なかったりするのでとにかく、問い合わせに誘導するようにしましょう。

メールでの問い合わせが取れるように、サイトを作ります。

 

 

 

4.はじめての方へページ

自社は知られてない

どんなに有名な塾であれ、「自社は知られていない」という事を前提にしてページを作りましょう。

まず、作りたいのが、「はじめての方へ」ページです。

 

ページ：花まる学習会とは

https://www.hanamarugroup.jp/hanamaru/about/

 

ここでは、目指している事、自社の強み、差別化ポイントを伝えます。

自社のコンセプトを知ってもらいましょう。

 

・なぜ、塾をはじめたのか？ ・どんな思いで仕事をしているのか？ ・これから、何を目指していくのか？

 

を伝えると、差別化ができます。

 

小さい塾の場合、「塾長自身が最強のコンテンツ」です。

塾長が自ら写真に写り、しっかりと、お客様に魅力を伝える事が大事になります。

 

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=dY4sA4M1pRk&t=25s

花まるさんの場合、プロモーションビデオ（イメージビデオ）になっていますが、小さい塾の場合は

「はじめましてOO塾の○○です」

というような、プロフィール動画で大丈夫です。

 

綺麗に撮影する必要はありません。

手作り感がある動画をつくり、サイトに入れましょう。

 

サイトに動画を入れる場合は「iframe」という技術を使って動画を入れます。

youtubeチャンネルがない場合は、合わせてチャンネルを作りましょう。

 

 

 

4.デザインを決める

安心感が大事

ホームページの内容をイメージできたら、どんなデザインがよいかを考えます。

デザインで大事なのは

「自分の好みで作らない」「むやみに、大手塾をマネしない」という部分です。

 

・自分の好みで作らない ・ペルソナを参考にする ・大手塾のマネをしない

 

デザインは自分の好みもあると思いますが、さいほど設定したペルソナにそってサイトを作りましょう。

「信頼感」と「親しみやすさ」では、サイトの作りが全くちがいます。

 

TOMAS

https://www.tomas.co.jp/

 

進学塾である、「TOMAS」さんを見てみましょう。

個別指導で進学塾である「トーマス」さん。小学生～高校生、医学部受験まで対応しています。

よって、「進学実績」を大きく載せるのが基本です。

どこの学校に、何人合格しているのか？を出せば出すほど、お客様が来ます。

 

進学塾は、進学実績が高いほど、人が集まります。

そして、よい生徒が集まるほどに、さらに合格実績が上がる！！というサイクルになります。

一度、このサイクルが作られてしまうと、他社が参入できなくなります。

 

よって、「OO中学の合格者数1番」となる事と、そこを宣伝する事が最も大事になります。

 

 

複数コースがある時は、色で分けましょう。

 

https://www.tomas.co.jp/course/junior/

こんな感じで、色ごとに、ページのカラーを決めます。

無意識に緑＝中学生となります。

これが、使いやすいサイトの基本になります。

 

https://www.tomas.co.jp/course/senior/

 

高校生サイトは、ピンクになっています。

このように、綺麗なサイトは、細部までこだわって作られています。

 

基本的に、進学塾向けは「信頼感」

家庭教師や、補習向けのサイトは「親しみやすさ」を出すようにしましょう。

小さい塾は、「アットホーム感」が大事になります。

 

 

 

5.サイトの構成を作ろう

基本のページは7つ

基本的な塾のサイトは、7Pで構成されています。

この7ページがあれば、サイトは問題ありません。1Pで作る方法もありますが、LP型のページはノウハウが別なので、次回にゆっくりと解説します。

 

【サイトの構成】

トップ	トップページ
初めての方へ	こだわり、コンセプト
料金	いくらなのか？
アクセス	駅から近いなど
先輩の声	利用者の声
よくある質問	無料体験は出来るのか？など
お問い合わせ	フォーム

 

これがあれば、ひとまずOKです。

 

6.最も大事なページとは？

顧客の声が最も大事

最も大事なコンテンツを1つだけ選んで！！と言われたら、間違いなく「顧客の声」ページと答えます。

 

ex：森塾の口コミ・評判

https://www.morijuku.com/exp/morijuku_story/

 

顧客の体験談は最強の差別化コンテンツになります。

このページを増やせば増やすほど、信用がアップしていきます。

 

大手塾になると、口コミがまありよくなかったりするので、「顧客の声」ページがなかったりします。

小さい塾は、必ず「顧客の声」ページを作るようにしましょう。

 

 

7.任せるか自分で作るか？

ホームページを作るには？

最後にホームページの作り方です。

まず

ホームページを作るには、自分で作るか？業者に頼むか？に分かれてきます。

 

 

	自分	業者
デザイン	×	〇
スピード	×	〇
費用	〇	×
手間	×	〇
SEO	×	〇
改善	×	〇

 

表にまとめると、このような感じになります。

 

基本的には、自分で出来る人は、自分で作った方がいいです。

お金がかからないので！！

当たり前の話ですね＾＾；

 

自分で作る場合、wixなどの激安で使えるツールがあります。

WordPressを使って、作るのもお勧めですが、素人が手を出すにはハードルが高いので、なんとも言えません。

 

手間を考えると、プロに任せた方が効率的だと思います。

値段が高ければ良いわけではありませんが、あまりにも値段が安い会社も、選ばないようにしましょう。

 

プロに頼む場合は、ペルソナをきちんと設定してくれて、塾業界について理解のある人や、会社に作ってもらえると、良いかもしれません。

 

 

 

8.地図検索で表示させる

 

グーグルの地図に表示させる

スマホを使って、グーグル検索で、「近くの塾」と調べた場合に出てくる結果です。

この地図の部分が「ローカルパック」と呼ばれる部分です。地図上に表示させるには、「Googleマイビジネス」を入力しておく必要があります。

 

「塾名」検索、表示した時に、とにかく目立つようになります。画像を登録したり、口コミに返信が出来るようになります。

 

9.まとめ

ネット集客に力を入れよう

これからは、チラシ×ネット集客の時代になります。チラシからサイトへの動線をつくり、さらに顧客管理システムと連動させて、生徒の学力を「見える化」する事が大事になります。

 

特に大事なのが、顧客の情報をシステムで運用する事です。

 

既存の塾生にはスマホから休校の情報を見れるようにしましょう。親に対しては、子供の勉強の進捗がどの程度なのか？分かるようにする事が大事です。

 

サイトで集客をするだけの時代は終わりに向かっています。

小さい塾ほど、ネットでの集客、塾への連絡などをアナログに頼っています。

 

そのままでも良いのですが、大手企業がネットに投資をしているので、今後、アナログな経営を続けていると、かなり苦しくなると考えられます。

 

 

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