課題と問題点
![]()
キーワードの入札単価はどのように決まっているのでしょうか?
業種:塾
費用の決まり方について
PPC広告、費用の決まり方とは?
リスティング広告・グーグル広告の代行、seo広告、検索上位対策は1回あたりのクリック単価が、オークション形式によって決定されます。
つまり、高い金額をつけた人が優先されます。
そして「このキーワードで検索された際のクリック単価は最高いくらまで支払う」といった形で「入札」が行われるのです。
と言うのが基本ですが、CPAやCVなどの重要な用語があります。今回は、リスティング広告の代行、seo広告、検索上位対策の基本についてご紹介いたします。
目次/コンテンツ |
※このページは2025年12月に更新しています
※合わせて読んでいただくと、理解が深まります。
1.キーワード広告とは?
クリック課金の制度とは
リスティング広告は、クリックされなければ費用は発生しません。広告はユーザーがクリックするごとに費用がかかる「クリック課金制」となっています。
「Pay Per Click」「PPC」と呼ばれます。PPC広告というのは、この用語から来ています。
1クリックあたりの金額は、広告を出稿する商品やサービス、ジャンルなどによって大きく異なります。

表示場所は、検索結果の真下になので、かなり目立ちます。知名度の低い会社は、名前を表示させるだけでも、ブランディング効果があります。
動画で知りたい方は、上記の動画を参照してください。
特に、ビックキーワードなのか?スモールキーワードなのか?によって、値段は10倍違ってきます。
競合が多いほどキーワードの単価が高く、多くの広告予算が必要になります。
リフォームで考えよう
リフォームで考えると
「リフォーム」で検索すると、星の数ほどサイトが表示されます。上記のように、検索キーワードを変えると、競合が減っていきます。基本的に、検索件数が多いほど、キーワード単価は高くなります。
ビックキーワードとは、大通りに出店しているようなものです。
広告費は次の公式で算出できます。
広告費= クリック単価 × 回数 |
クリック単価は「Google広告」内にある。
「Googleキーワードプランナー」で調べられます。
最新のノウハウをここだけでご紹介しています↓↓
2.入札順になっている
オークションになっている
リスティング広告・キーワード広告(グーグル広告)は1回あたりのクリック単価がオークションによって決定されます。つまり、高い金額を提示すれば問答無用に1位になれます。
「このキーワードで検索された場合、1クリックにいくらまで支払う」といった形で「入札」が行われています。
つまり、1000円の場所に1万円入れたら、必ず上位にきます。(赤字になるのでそんな人いませんが)オークションの結果、クリック単価の価格や広告の品質を基準として、掲載順位が決定します。
クリック単価が競合よりも高ければ、掲載順位が上がり、広告表示回数が増えるという、いたってシンプルな仕組みです。キーワードの競合が多い程にオークションの競争が激しくなります。結果、より多くの広告費用が必要になります。
・オークション形式 ・ライバルが多いと、値段が高くなる ・業者クリックに注意 |
3.いくら費用が必要か?
費用と相場について
これは、会社の規模によって、大きく違います。
さらに、はじめてやるのか?コストを削減したいのか?よっても違います。
目的がありきなので、正解はありません。
【キーワード広告の費用】
項目 |
予算 |
内容 |
小規模 |
1~10万 |
予算と地域を絞る |
中小企業 |
10~50万 |
特定の地域に絞りこむ |
大企業 |
50~1000万 |
全国的にリーチさせる |
よって、一般的な費用相場や代理店に依頼する場合の費用について解説します。
リスティング広告の代行、seo広告、検索上位対策の費用相場は、月あたりで20万円~50万円程度と言われています。
大手では、年間で1~10億円と規模も大きく違います。
あくまで相場であり、広告を出稿する商品やサービスなどによって変わります。
それ以上の金額となるケースもあれば、10万円前後で利用できるケースも存在します。
リスティング広告の代行、seo広告、検索上位対策では、キーワードや配信の時間帯、居住地域などを細かく設定できます。Googleのリスティング広告の代行、seo広告、検索上位対策であれば、最低1,000円からでも設定可能です。
代理店に広告運用を外注する場合は、最低出稿金額を30万円程度に設定している会社も多いので注意が必要です。
キーワードの単価は、以下のようになっています。
【業界別の平均的なクリック単価】
業界 |
予算 |
内容 |
法律、士業 |
1,000円〜 |
合が激しいため非常に高単価 |
金融・保険 |
500円〜1,000円 |
サービス単価が高く、成約時のLTV(顧客生涯価値)も高い |
BtoB |
350円〜600円 |
専門性が高く、競合の入札が活発。 |
医療・健康 |
400円〜550円 |
専門的キーワードが多く、競争が中程度。 |
教育 |
250円〜400円 |
受験や資格など、緊急性が高い分野は高単価になりやすい。 |
不動産 |
200円〜400円 |
地域や物件の種類により単価に幅がある。 |
業種によって大きく違います。
・クリックされるとお金がかかる ・表示されるだけなら、無料 |
うまく行っている場合
好調な場合は?
広告が好調な場合は、増額をすると良いです。
とはいえ、何をもって好調なのか?が分からないものです。
好調の定義は、予想以上に利益が出た場合です。
広告予算 |
目標CV数 |
目標CPA |
300,000円 |
30人 |
10,000円 |
とした場合、CVが50人であれば好調です。しかしこの30人が誰も買ってくれなかったらどうでしょうか・・・
やって良かった!と言えません・・・
つまり、いくらCVやCPAが良くても、売上につながっていなければ、意味がありません。
だからこそ、広告を打った場合、売れたのか?
をきちんと確認、計測する事が重要になります。
ちなみに、CVやCPAは、ランディングページの出来によって大きく違います。
ランディングページの出来がよければ、売上げは上がります!
逆に、ページが悪ければCPA(顧客獲得コスト)などは高くなってしまいます...
サイトは、グーグルアナリティクスなどを使い、毎週分析するようにしましょう。
・予算計画が必要 ・LPの出来によって変わる ・継続的に、改善が必要 |
用語を覚えよう
まず用語を覚えよう
広告をする場合、用語を覚える事が大事です。
先ほど、いきなりCVやCPAが出てきたので、読むのをやめよう・・・と思った人も多かったはずです。
では、用語を覚えるまえに、事例を見てみましょう。
ex,リフォーム会社で、トイレのリフォーム広告を打つ事になりました。今回の広告予算は30万/月で、30人の問い合わせを目標にします。
広告予算 |
目標CV数 |
目標CPA |
300,000円 |
30人 |
10,000円 |
こんな感じになります。
この場合、30万の予算を使って、30件の問い合わせを目指します。
CPAは顧客の獲得コストです。
ひとり集めるのに1万円かかっています。
一人集めるのに5000円にしたい!!とします。
その場合
・LPを改善する
・キーワードの見直しをする
の順番で対策をしてみましょう。
何度も言うようですが、LPの改善が最も大事になります。
指標について知ろう
CVRとは何か?
CVRは、Webサイトにアクセスしたユーザーのうち、どれくらいの割合が最終的な成果(コンバージョン=CV)に至ったかを示す指標です。
顧客を一件獲得(お問い合わせ)するのにかかるコストです。
お問い合わせフォームより、顧客を情報を入力して送信するまでを1件と設定します。
ex
広告予算 |
数値 |
サイト訪問者 |
1000人 |
コンバージョン数 |
20件 |
CVR |
2% |
この場合、100人の訪問者のうち2人が購入した事になります。
CVRが高いと、同じ広告費(集客費用)をかけても、
より多くの成果(CV)が得られることになり、広告の費用対効果(ROI)が向上します。
つまり、売上が上がるわけです。
アクセスがあるのに、儲からない場合
アクセス数は多いのにCVRが低い場合、サイト内のデザインや導線、入力フォームなどにユーザーの離脱原因があると考えられ、改善すべき具体的な課題を発見できます。
塾業界なら、「夏期講習申し込み」「体験授業申し込み」「無料相談」などフォームを分けておいて、それぞれのコンバージョン数などを計測します。
1件あたりの広告費
CPAとは何か?
コンバージョン1件あたりにかかった広告費用です。
CPAの値が低ければ低いほど、上手に広告運用ができているといえます。
ポイントは低いほどよい!!という部分です。
広告予算 |
目標CV数 |
目標CPA |
300,000円 |
30人 |
10,000円 |
300,000円 |
50人 |
6,000円 |
同じ広告費をかけても、50人集客が出来た場合、6,000円の集客コストになります。
【補足】
CPA = Cost Per Acquisition(または Action)
顧客獲得単価(成果単価)という意味です。
「商品購入、資料請求、問い合わせ、会員登録」など、企業が設定した最終的な成果(コンバージョン=CV)1件を獲得するためにかかった広告費用のことです。
CPAが低いほど、少ない費用で多くの成果を得ていることになり、効率が良いと判断できます。
・顧客獲得コスト ・CPAは低いほどよい ・キャンペーンの効果測定などで利用 |
代理店に頼む場合
代理店に頼む場合
リスティング広告の代行、seo広告、検索上位対策の運用を代理店に依頼する場合は「手数料」がかかります。この手数料は、次の3つに分けられます。
・手数料率型 ・定額型 ・成果報酬型 |
どの形態を選択するべきか?は広告の内容や市場、広告主の状況によっても異なります。
はじめておこなうなら、「成果報酬」と思う人も多いかもしれませんが、リスクもあります。成果報酬型の場合、成果がでなければ、業者も一生懸命やりません・・・
一生懸命やらなければ、利益も上がりません。
時間だけ使い、お互いに損をする事になります。安かろう、悪かろう・・・になります。
なるべく、定額か、手数料率型を選びましょう。
手数料率型は、広告費の10~20%が相場です。毎月100万使っている会社であれば、かなりしっかりと運用をしてくれます。
まとめ

まとめ
キーワード広告の費用の決まり方はいかがしたか?
リスティング広告・キーワード広告は、競合が多いほど、費用がかかる。という事が分かったと思います。CVやCPAなどの用語は覚えておくと、とても便利です。
SEO対策との違いについても、知っておくと理解が深まります。
まずは、基本をおさえて、やってみる!!という事が大事だと思います。

牧宏典
代理店で、自社でサイトの製作をしていない業者には、頼まない方が良いです。
ABテストなどを繰り返さないと、CPAは下がっていきません。この辺りは、まず運用して様子を見る事からはじめるのが一番です。
他社の事例は、あまり役にたちません。なぜなら、社歴や会社の大きさ、価格戦略が違うからです^^;
リスティング広告の代行、seo広告、検索上位対策のご相談などございましたら、今すぐご連絡くださいませ。
この記事を読んだ人におすすめ

キーワード広告が高い
業者クリックという問題点
なぜ、広告費が高いのか?高すぎるのか?

4P分析とは?
市場を分析するときにどのような方法があるのか?
マーケティングの基本中の基本です。
商品やサービスを作るとき、とても役に立ちます。

小さい会社の最強マーケティング
小さい会社が知って起きたいマーケティングの基本について。
小さい企業だからできる、知っていると役に立つ売り方
売るときの考え方をご紹介いたします

事業計画を作りたい
事業計画を作るときにぜひ使いたいのがPPM分析です
自社のシェアや、今後どこに向かったらいいのか?
について分析ができます








































合わせて参照してください!!
・【知らないと即死】 SEO対策とキーワード広告の違いとは?
・【広告費】はいくら使ったらいいのか?
・【大問題】地獄の業者クリックとは?