グーグルタグマネージャーの設定方法　問い合わせフォームへのリンクを計測しよう

課題と問題点

最新の分析ツールについて教えてください

業種：食品会社

※この情報はかなり上級者向けです。

タグマネージャーを使おう

グーグルタグマネージャー

アナリティクスは日々進化しています。スマホ時代になると、電話のボタンが押された数などを計測する必要が出てきます。そんな時は、グーグルタグマネージャーを使いましょう。　

【関連】

タグマネージャーを使ってtelボタンをクリックされた回数をカウントする方法>>

3つのポイント

電話タグがクリックされた回数が分かる
何度もソースコードを変更しなくてよい
サイトの高速化につながる

タグマネージャーのメリット

広告の計測をするには、JavaScriptのコードが必要になります。

グーグル広告、ヤフー広告と、広告が増えるたびに、サイトにはコードを張り付けなければなりません。

全部やると30行ほどのコードを全部のページに追加しなければ、ならなくなります。

タグが増えていくと、ソースコードが見づらくなります。

コードが増えると、サイトの読み込み速度が遅くなります。

SEO対策的には、よくないのです。

複数のタグを設置すると、タグがごちゃごちゃする。このゴチャゴチャを解決するのがタグマネージャー。電話の回数や、お問い合わせフォームへどこから来ているのか？を分析する事ができます。

ログインする場所>>

タグマネージャーで、何ができるのか？分かります。アナリティクスよりも楽に、細かい目標設定ができます。

これだけで、かなりのメリットがあります。

■メリット

タグの管理が楽になる事

ごちゃごちゃしたコードがいらなくなる

タグを追加しただけで、計測ができる！！

すごく便利なので、絶対に導入した方がよい

覚えるのが大変

本が売っていない・・・

タグマネージャーの基本

まず、用語を覚える事と、何ができるのか？について知っておくとよいです。「変数」「タグ」「トリガー」について、詳しくなると、理解が深まります。

■何ができるのか？

特定のボタンがクリックされた時をカウントできる（電話が押された回数）

特定のフォームから送信があった時をカウント

どのリンクがクリックされているのか？カウントできる

※まず、設定方法を覚える事が大事です。

■タグ（マネージャー）

特定の条件を作る

※タグ（命令チップ）を作り、アナリティクスに、細かい命令を出すイメージ。

■トリガー（命令チップ）

サービスページの、お問い合わせボタンが、クリックされたとき。　など、条件を細かく指定できる。

■変数（細かい条件の部分）

サービスページ、トップページなど、中身が変わる部分＝変数。を設定できる。

お問い合わせボタンが押された（Click)時に？メルマガボタンが押されたときになど、細かく設定ができる。

命令のチップを作れる

クリックした時のみ、カウントする

特定のボタンのクリックのみカウント

などができる

設定方法

タグマネージャーの設定方法を説明していきます。

まずは、タグマネージャーと旧アナリティクスの紐づけをします。

最後にアナリティクスのタグを削除しておかないと、二重で計測をしてしまうので注意が必要です。

アカウントを作る

アナリティクスのIDを設定（タグツールに）

アナリティクスのタグを削除

目標設定方法

■何が出来るのか？

・特定のボタンがクリックされたらカウント

・特定のページに到達したらカウント

・telボタンが押された回数をカウント

■今回やる事

・設定方法を覚える

・設定してみる

■具体的な方法とは？

1.変数を設定する。右上クリックして、表示させる。

2.トリガー作る（リンクのみ）

3.タグの設定をする

■トリガーの設定

トリガーをクリック

＋ボタンをクリック

リンクのみをクリック

■タグの設定をする

【トラッキングタイプ】

イベントを設定する。

※イベント（行動）を選ぶと、詳細が出てくる。

【カテゴリ】

アナリティクスに表示される名前。自由記入なので、分かりやすい名前を入れる事。

【アクション】

右のブロックボタンをクリック。ページURLをクリック。

※ＵＲＬに到達した場合という意味になる。

【ラベル】

何が行われたときに？を設定する。{{Click Text}}:{{Click URL}}を記述

「:」コロンでつなぐのが大事。

【値】

数値を入れると動かなくなるバグがあるので、入れない事

入れないくても計測できる。

【グーグルアナリティクス設定】

以前に作ったグーグルアナリティクスの変数を選ぶ。

※「ＵＡ-48414848-1」などトラッキングIDを入力して作ったもの。

■具体的な方法とは？

変数を設定する。右上クリックして、表示させる。

1.トリガーを作る

2.タグを設定する

値を入れると、カウントがとれないバグがある

イベント数を覚えよう

イベント数とは？

イベント（行動）のトラッキング（追跡）ができる。という意味でイベント数と記載されている。

どんな時に利用するのか？

■何を設定するのか？

大きく5つを設定します。アナリティクスでも、タグマネージャーでもこの概念は同じです。

1.イベントハンドラ・・・onclick 　※「特定の行動をきっかけに以下の計測を実行する」
2.アクション・・・click ※クリックしたら？など特定のアクション
3.カテゴリ・・・link　
4.ラベル・・・link先のURL　
5.値・・・1など。　※1回のアクションの回数や価値などを数値で記述します。回数カウントなら「1」、1アクションに3,000円の価値があるなら「3000」と

で構成されている。

参照>>