ブランディングとは?
ブランディングはなぜ必要なんですか?
どうしたら、ブランド化できますか?
業種:小売業
更新:2025/5/9
【結論】
・ブランドはコミュニケーションへ ・時間がかかる ・とにかくセンスが大事 |
見出し/目次 |
牧宏典
1.ブランディングとは
ブランドとは?
ブランドとは、カンタンに説明すると、お客様とのお約束の事です。
お客様の頭のなかに作る「資産」。のようなモノです。
目に見えない。という部分がポイントです。
目に見えないけれど「資産」。
お客様の頭の中につくる「資産」です。
高級腕時計の代名詞である「ロレックス」などは、分かりやすい付加価値製品です。
この10年で価格を倍するところまで成功しています。
販売戦略がうまく、価値を最大化させるのが上手な企業は、来るべき「ロボティクスの時代」にも強い優位性を発揮すると考えられます。(私は、かなり注目しています)
それは、さておき、質問です。。
Q.日本の山と言えば...
どんなイメージが頭の中に浮かびましたか??
「富士山」
だった人が多いのでは?ないでしょうか?
頭の中にパッと!!浮かぶもの、これが「ブランド」です。
その点においては、「富士山」もブランドと言えます。
ブランドは手にとってみる事ができませんが、商売をするうえで、とても重要なキーワードになります。
シンボルとなるロゴを作ったり、キャッチコピー、キャッチフレーズなどを作りこんでいきます。
ドン・キホーテなどは、「ドンドンドン・ドンキー」と、歌を作ったりしています。
さらに、ペンギンのキャラをつくり、「キャラクターマーケティング」もしています。王道中の王道をしっかりとやっているわけです。
周りを見渡すと、「ブランド」がたくさんあるので、探してみてください^^
ブランドを作る場合、特に大事なのが、実は「理念」を作る事です。
まず、企業理念を作り、理念に合わせて、見せ方、色などを決めていきます。
事例としては、「アップル」を参考にしてみると良いです。
信用を積重ね、お客様の頭のなかにある認知度をあげていきます。
アイスと言えば??
いま、頭の中に出てきたのが、ブランドです。
2.ブランド=高級品ではない
ユニクロもブランド
ブランドとは、お客様との約束です。
品質の保証や、アフターサービスをしっかりとします。その代わり、他よりも値段が高いですよ。
という暗黙の約束のうえに成り立っています。
これが基本です。
しかし、値段を高くしすぎる必要はありません。値段を高くすると、比例して購入できる人数が減ってしまうからです。
購入できる人を増やし、値段を下げてブランドを展開する手法もあります。
ユニクロもブランドですが、値段は高くありません。
つまり、ブランド品であるからと言って、必ずしも高級品である必要はないのです。
アパレルブランドの「シップス」はユニクロよりも値段が高く、トレンド感を出して差別化しています。
つまり、ブランドは、値段、トレンド感、品質など複数の要素の掛け合わせと言えます。
事業の戦略によって、値段は決まります。
ユニクロの場合は、低価格でありながら、高品質を提供する「ブランド」と言えるかもしれません。
・ユニクロはブランドだが、安い ・高くしなくても良い ・複数の要素をかけ合わせる |
3.ブランディングしよう
ブランディングとは
ブランドを作る行為の事です。
中小企業の場合は、お客様に信頼されている。という事が最大のブランド価値です。
つまり、ブランド力を高めるという事は、知名度をあげながら、信頼度をあげていく行為といえます。
小さい会社は、知名度がありません。
日本では、知名度は信頼度に比例してしまいます。「三井」「三菱」ときけば、なんだか安心しませんか?
これが、ブランド力なのです。
消費される一般の商品などは、毎回CMを打っていかなければ
忘れ去られてしまいます...
飲料水メーカーがCMに莫大なお金をかけるのは、このためです。
これは、大手だから出来る手法です。今は、SNSなどを使ってマーケティングができます。コツコツとファンを集めていきましょう。
牧宏典
SNSを使えば、お客さんとダイレクトにコミュニケーションができます。つまり、関係性を作る事が、ブランド力に比例する時代になっています。
このトレンドについていきましょう!!
・知名度に比例してしまう ・信頼を集める事がだいじ ・コツコツファンを作ろう |
4.ブランドのメリットとは?
高く売れる
ブランドが定着すると、市場の平均価格よりも、高く販売する事ができます。
これが最大のメリットです。
価格の優位性を持つためにはマーケットリーダーになる必要があります。
ランチェスター戦略を使って、ニッチな市場で一番をつくり、そこで市場を開拓して、ブランドイメージを強化していく。
そして、ライバルがいなくなったら値段を徐々にあげる。
という手法が定番です。
付加価値をあげる
ブランド力はそのまま、「価格」に転嫁できます。「ブランド」という信用が、付加価値になるのです。
ロレックスサブマリーナは5年前は40万ほどで変えましたが、今は100万円以上します。
中身が倍の値段になったか?考えてみてください。そんなわけありません。
ここまで値段を上げられるのは、「緻密なマーケティング戦略」「ブランド戦略」のたまものです。
ベンチマークして、研究する必要があります。
ブランドは、「フランス」などヨーロッパが得意としているビジネスです。よいブランドは、「文化」「教養」が高い地域で生まれています。さらに、その文化を大事にする国民がいます。
ブランドは、人が育てる。だからこそ、顧客をこちらから選んでいく必要もあるわけです。
ブランドをつくると、広告費が少なくて済む。と考える人もいますが、必ずしもそれは正解ではありません。
基本的に人間は21日たつと、記憶から消えてしまいます。
これは、脳が記憶を整理して保存するからと言われています。
脳には、記憶を忘れる機能があります。 記憶を整理して、効率よく生活をするための仕組みとも言われています。
この「忘れる」という機能により、種族としての、「生存率」をあげているのです。
嫌な記憶を常に持ち続けてしまうと、人生を不幸にしてしまうので^^;
忘れる事は大事ですよね?
忘却曲線という記憶の曲線があり、最初の接触から、時間がたつに連れて、記憶を消去していく機能が備わっています。
そのため、継続的に、「顧客と接触をする」という費用が発生します。
これが、マーケティングコスト。という部分になります。
強いブランドは、意図的に顧客接点を多くしています。
DMなども、顧客接点です。思い出してもらうにも、コストがかかるわけです。
だからこそ、企業は継続性が大事になります。
地味な作業の積み重ねが大事ですね。
牧宏典
継続的にブランドとの接点をつくり、接触回数を増やしていく必要があります。
地道な努力が必要ですね!!
5.何からはじめたらいいの?
何からはじめたらいいの?
理念をつくり、知名度を上げる事です。
これが基本になります。
ブランドとは、ファッションであり、空気です。雰囲気であり、脳の中にだけ存在するイメージの集合体です。
非言語的コミュニケーションの集合体でもあります。
二つの画像を見てください。
文字を変えるだけで、与える印象は違ってきます。
あえて、ダサイしてみました。
文字には、「文字のデザインがあります」。デザインを変えるだけで、与える印象は大きく変わります。
細部にまでこだわる事って、実は大事なんです。日本は、よい製品が多いのですが、ブランドコミュニケーションが下手であると感じます。
機能を付け加えてばかり、「手に取った時の重さ」「質感」などをもっと磨き上げる事で、世界で売れる商品を作っていけると思います。
AI×ロボティクスの時代になると、「非認知能力」が大事になると言われています。
つまり、「5感」をつかったコミュニケーションが大事。という訳です。
「なんだか惹かれる」
をいかに作り出すのか?が大事になるわけです。
そして、現代は、コミュニケーションに変化しつつあります。
言語的なコミュニケーションから、非言語的なコミュニケーションまであります。
写真を使うのは、ビジュアルコミュニケーションという分野です。
顧客に自社の良さを「伝える」というのは、細部までこだわるからこそ、伝わっていくものです。
いかに、ブランドをつくるか?今後は、この部分が勝敗を決める、大きな部分になります。
「お客様」と考えるのではなく、友人であり、信者なのです。
ブランドをつくる場合
販売する側、提供する側が上で良いのですが、
同時に、並列である必要があり、下である必要があるのです。
4次元的な解釈ですが、矛盾をする事を両立させる。それを知性と言います。
このセンスの部分を磨くことが、ブランドを構築していきます。
牧宏典
ブランドとは、矛盾したモノであり、言葉にできない概念です。
つまり、「センス」なのです。
50代のおじさんに、10~20代のセンスは理解できません。
つまり、マーケティングはセンスなのです。
6.デメリットとは?
時間がかかる
ブランド構築には、とにかく時間がかかります。
時間をかけないと作る事ができません。
1年で有名になったものは、1年でダメになります...
爆発的なブームをつくるよりも、時間をかけて、市場に浸透させていく方が成功確率が上がります。
個人的には、広告費をかけるよりも、しっかりとブランド力を作る事に投資した方が、長期的に良いと思います。
商売は、短期的な利益を追求しながら、同時に、長期的な利益も出さなければなりません...
そこが、面白い部分でもありますが、最も難しい部分でもあります。
プラスワークというか、私は、ブランド力をITを通じて作っていく会社がこれから生き残ると思います。
AI、ロボティクス時代は、「ブランド」が特に、大事になります。
相談などありましたら、ライン登録してください(^^
早めにスタートしよう
というわけで、今回は「ブランド」についてでしたが、いかがだったでしょうか?
ブランドづくりは、とにかく時間がかかります。
さらに、センスが必要な分野です。だからこそ、差別化につながりやすい!!とも言えます。
ぜひ、ブランドをきわめて、他社との差別化に利用をしてください。
牧宏典
時間がかかるので、早めにスタートすると効果があります。
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今後は、リアルで勉強会×飲み会をしていこうと思っています。
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