はじめての宗教論 左巻 ナショナリズムと神学

著者: 佐藤 優

出版:NHK出版 生活新人書

 

   

 

みにつく:宗教の知識 神学

 

宗教的知識が欠けている多くの日本人の読者を想定した内容

まさに神学入門のよい本です!!

著者の豊富な知識に圧倒されます。宗教もしくは神学などを理解する為の本が

更に50冊紹介されています。

知的好奇心がある人にお勧めの一冊です。これから勉強すべき内容が

更に紹介されています。宗教について知りたい人にはオススメデス。

 

 

 

■目次

 

序章  キリスト教神学は役に立つ
—危機の時代を見通す知
 古プロテスタンティズムと近代プロテスタンティズム/「自由主義神学」登場の背景

/シュライエルマッハーの功績と限界/宗教による宗教批判/左巻のあらまし

第一章 近代とともにキリスト教はどう変わったのか?
 ソ連の無神論教育/ドイツにおける全集の作り方/形而上と形而下/「直感と感情」のインパクト

/宗教と道徳は同じものか/カトリックの教義とプロテスタントの教義/教義・教理・思想

/道徳の危険性/プロメテウスは何を象徴するのか/エンサイクロペディアの含意/趣味としての宗教?/外部と内部の混同

 

 

第二章 宗教はなぜナショナリズムと結びつくのか?
 知的体系としての錬金術/魔術と啓示/カネとナショナリズム—二つの主流宗教/民族の揺籃となったカレル大学

/教皇の堕落/道具主義の考え方/「想像の共同体」と尖閣諸島沖問題

/ケドゥーリーの批判的考察/神は民族に受肉する?/同胞意識と排他性/死をも肯定するナショナリズムへ

 

 

第三章 キリスト教神学入門①知の全体像をつかむために
 緒方純雄先生のアドバイス/神学のあらまし

①−−聖書神学と歴史神学/神学のあらまし

②−−体系知としての組織神学/神学のあらまし

③−−実践神学/大学で習得すべき語学とは?

 

「合理的」と「実証的」/すべては救済へ至る「道」/火宅の人、バルト/象徴ではなく思想が重要

教会は何のためにあるのか/霊と魂の違い/知識を驕るな!/神学の定義/キリスト教の職業倫理/神学者に要求される知識量とは?/才能とは社会のために使え!/読書力から語学力まで/「批判」の正確なニュアンス

伝承に拘ると馬鹿になる/ダメ教会を見分ける/神学は「時代の哲学」を身にまとう

歴史は発展する—シュライエルマッハーの近代主義/すべては救済に関係づけられる

「パンとぶどう酒」は何を意味するのか/実体変質説のさまざまな解釈/国家論としての『神学通論』

 

 

第四章 キリスト教神学入門②近代の内在的論理を読みとく
 歴史的検討・歴史的比較の重要性/弁証学と論争学/啓示・奇跡・霊感—三者の違い

狼男の正体/「近代ナショナリズムの父」シュライエルマッハー/「祈り」の変貌/「告白」とは何か

自己絶対化の戒め/信仰が病的になるとき/寛容の原理/天才待望論/神学であるための条件/自民族、固有言語の称揚へ

 

 

第五章 宗教は「戦争の世紀」にどう対峙したのか?
 キリスト教はヒューマニズムか/シュライエルマッハーの危機意識/キリスト論の希薄化/解釈への嫌悪感/シェリングの世界観/解釈学のルール/二つの代表的日本人像/不定神学とヴィトゲンシュタイン

右派論壇のほんとうの役割/行為なくして信仰なし/啓示とは何か/第一次世界大戦と神学の危機/不可能の可能性に挑め

 

 

第六章 神は悪に責任があるのか?危機の時代の論理
 神は世界に遍く満ちる?神をいかに免罪するか/神の収縮/禍なる転化

「決断」重視の果てに—弁証法神学の両義性/危機の時代における神学部の役割

秀才ゴーガルテンと天才バルト/日本人に向けた弁神論/内なる悪と闘うこと

アウグスティヌス・コンプレックス/反宗教論としての宗教論へ

 

 

 

■概要

 

著者がリリースした宗教論や神学について語る続編。初巻のキリスト教や聖書の基礎とは別に神学がどのように発展していったかその過程でどの様にナショナリズムと結びついたかを説明していく。

 

近代のプロテスタンティズムの思想を次の次元に持っていったシュライエルマッハーやカール・バルトの書物を抜粋しなが説明を展開していく。ここで良くわかるのはキリスト教というものが時代とともに変化して行く事が強調される。その時、その時代に流行る哲学や明らかにされる科学の新しい発見に寄って、神学も姿を変えて行く。

 

この本を読んだだけでキリスト教や宗教全般の理解が深まる訳ではないが、世の中を理解する為になぜ神学が有効であるのかのヒントが満載である。それと同時に著者の知識の深さと思想に感銘を受けると思う。

本の最後には50書程、著者が良書と感じている本が紹介されているが、更な知への世界への入り口にワクワクするばかりだ。

近年日本ではビジネス書ブームや安易な自己啓発の本がたくさん売られているが本当の教養を身につけて世の中を俯瞰して観られる様になるためには神学がとても有効だと思わせてくれる内容である。それでも神学は教養の為ではなく救済の為だとプロテスタント出身の著者は説明するのを忘れないがキリスト教徒でない人にとってもとても意味がある一冊になるはずだ。

 

この本は姉妹書に右巻が存在する。

 

 

 

■著者プロフィール

 

1960年、東京都生まれ。同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。

作家・元外務省主任分析官。外交官を務めるかたわら、モスクワ国立大学哲学部、東京大学教養部で教鞭をとる。

著書に『国家の罠』(新潮社、毎日出版文化賞特別賞)、『自壊する帝国』(新潮社、大宅荘一ノンフィクション賞)

『獄中記』(岩波書店)、『私のマルクス』(文藝春秋)、『国家論』( NHK ブックス)など多数。

 

 

 

 

 

 

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