チーズはどこへ消えた
チーズはどこへ消えた
著者: スペンサー・ジョンソン
やりたい事があるけれど、一歩踏み出せない時に
読みたい物語です。チーズはどこへ消えた?は2匹の性格の違うネズミの迷路で起こったできごとをめぐるお話。チーズは私たちが求める「成功」「幸せ」を表しています。
成功=お金、仕事、恋人、自由、健康 人によって解釈はちがいますが読んでみれば、自分にとってのチーズが何にあたるのか?ぴんとくるはずです。
著者の言いたい事は、常に変化を恐れずに行動することが大切!!ということです。
何も行動しなければ失敗はしないが、成功もない。何もしないことがリスク何だということです。
身につく: 一歩踏み出す力
悩みの解決: 人生の方向
こんな人に: やりたいことがあるけれど1歩踏み出せない
恐怖があるから前進できる
恐怖は小脇に置いて進みましょう
恐怖は何も悪いものではありません、恐怖を「危機感」だと置き換えてみましょう。もし人間に恐怖がなかったらどうでしょうか?
きっと何もしないでダラダラしているだけです。人間は恐怖があるからこそ、ムリにでも行動を起こそう!!という気持ちになります。
恐怖があるから、未来に対して備えよう!!と思う事ができます。
なんとなく「恐怖」だけを持っていると、人は不安になり、行動を起こすことができなくなります。
これからは恐怖=危機感と捉えてみてはいかがでしょうか?
こう考えると恐怖はとてもありがたいものです。恐怖があるからこそ、人間は前に進めるようです。
常に今の自分に対して、健全な危機感を持っていれば、変化を受け入れやすくなります。本書の中では
「新しい方向へ進めば、新しいチーズが見つかる」
と記述があります。
多くの人は、危機感があるから、将来に備えて勉強し、行動をします。これはとてもいい事ではないでしょうか?
新しい方向へ進めば、新しいチーズが見つかる!! |
バスが壊れたら、あなたはどうする?
目的地には、どうやって行く?
アメリカでイチローの次に有名な日本人である吉田ソースの創業者は、「行動する大切さ」をMBAのある特別授業で語っています。
アメリカの有名大学で吉田ソースの創業者は、MBAの授業に呼ばれました。
授業では、先生が生徒に向かいこんな質問をしました。
「1台の壊れたバスがあります。このバスを目的地まで動かさなければいけません。
あなたは、まずどんな行動をしますか?」
頭のよい大学生たちは、目的地までの距離やガソリン、予算などを計算します。
さらに、ありとあらゆるシュミレーションをします。リスクをシュミレーションして最善の策を選ぶ。それが彼らのやり方のようです。
しかし、吉田ソースの創業者は違います。
彼は、リスクなんて計算しません。
「バスが壊れているなら、後ろに回ってまず押せ!!」 「バスに乗る前にチンタラしていたら、競争相手はあっと言う間にゴールに着いてしまう」 「大切なのは、動くかどうかでない、動かすことだ」 |
夢や目標を死にもの狂いで追いかける時に、アトラクションの法則が起きるようです
壊れたバスを必死に押している人を見つければ、最初はムシします。しかし、いつまでも押している姿を見るとと
かわいそうだからちょっと話を聞いて、手伝ってあげようと思います。
話を聞くと、なんだかバカげているけれど、とっても面白そうな気がします。最初はあなたをバカにしていた人間が、いつの間にか横にいて、一緒にバスを押してくれる。それが世の中というものだ。
「バスをひとりで押しても動くわけはないのですが、大切なのは、動くかどうかではなく、動かすこと。 」
「人生、プランなんて作ったらダメなんだよ」 「その時、その時に起こることに乗ったらいいんだよ」 (4:32) 「自分の心に忠実、これはええんだ!!と思ったら走ったらいいんです」 「自分がチャンスだと思ったら乗ったらいいんです!!」 |
商売や起業は、頭で考えてもダメです。頭で考え尽くしても、何が起こるか?までは正確にシュミレーションできません。やってみないとわからないのです。
でこぼこの壁にボールを投げることをイメージしてみてください。どちらにボールが跳ね返るのか?は予想ができません。
事業もこれと同じです。ある程度までは予想ができますが、あとはやってみないとわかりません。
予想できる事は、7割までが限界のようです。どんな頭のいい人でも7割です。
チーズはどこへ消えたの名言集
「信念があれば、かならずや道は開ける 思っていたような道ではないが、やがて、やってよかったとわかる」 |
「もし恐怖がなかったら、何をするだろう?」 (p.42)
「常にチーズをかいでいれば、チーズが古くなったことに気がつく」
「新しい方向に進めば、新しいチーズが見つかる」
「恐怖をのりこえれば、楽になる」
「新しいチーズがまだみつからなくても、新しいチーズをたのしんでいる自分を想像すればそれが現実化する」
「古いチーズにはやく見切りをつければ、それだけ早く新しいチーズが見つかる」
チーズはどこへ消えたの概要
小人2人とネズミの2匹はある日、迷路の中でチーズを見つけます。
みんなチーズを見つけたことに喜び、しばらくその場に居続けます。そしてお腹いっぱいチーズを楽しみました。
そんな日々が続いていたある日、チーズが突然なくなります。それもそのはず、毎日食べていたので
チーズはどんどん小さくなっていたのです。
小人の2人はその事に気が付きませんでした。
毎日あった幸せな場所は、もはや何もない場所になってしまいました。
小人はあたふたして絶望します。
そんな小人をしりめに、ネズミたちは単純な頭で、「もうチーズはないから、別の場所を探そう!!」
と言って、新しいチーズを探しに行きます。
変化をきびんに察知して、どんどん行動するネズミ。変化に対応できずに、不満ばかり言う小人。
小人は、「居心地の良い場所」から出ることができず、毎日同じ場所にとどまるだけ・・・・
絶望がピークに達した時に、一人の小人が状況を変えるために立ちあがります。
チーズはどこへ消えた?は居心地の良い場所から抜け出せずにいる私たちに対して、新しい見方を与えてくれます。
IT化もあり、時代の流れはどんどん速くなっています。
現代は、商品やサービスの寿命よりも、人間の寿命の方が長くなってしまった時代です。
変化の激しい時代には、過去の成功にしがみつくよりも、新しいチャレンジをして
自分自身が変わっていく必要があります。
2人の小人は、過去の成功体験に引きずられて新しい事ができなくなっている人にはとても響く本ではないでしょうか?
日本は輝かしいバブルの時代を通り越して、低成長時代に突入しています。
変化の波は速く、追いつくだけでも、たくさんの勉強量と行動が必要になります。
「自分のチーズが大切であるほどそれにしがみつきたくなる」 |
それが人間だと思います。しかし、「心地の良い場所にいても何も起きません」そこには成長がありません。
「居心地がいいな」 「楽だな~」 と思ったらチャレンジしていない証拠です。
今の自分に何かもの足りないと感じたら、変化をする絶好のチャンスなのです。
チーズはどこへ消えたの感想と書評
チーズはどこへ消えたは200万部を超えているベストセラーの本です。
時代はどんどん変化しています。変化のスピードはどんどん速くなる一方です。常に変化を怖れない。
変化を楽しむことで、人生を楽しむ!!これが言いたかったのかもしれません。むかしに成功した方法は速く捨てて、どんどん新しい自分になるために挑戦する。これが変化の激しい時代を生き抜くノウハウなのかもしれません。
この本を読んだからと言って、「今日から行動しよう!!」と思う人は少ないと思います。
行動するには、それを支えるぶれない信念と仲間が必要であると思います。ぜひ、仲間を集めて夢を語り合う時間を持ってください。
夢が見つからない場合は、とにかく人に会いましょう^^ 夢のある人に会えば、人生が開けていきます。
今の状況に不平不満を言う前に、自分で環境を変化させていきましょう。
書評:牧宏典
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