数字力の教科書
著者: 久保 憂希也
出版: 大和書房
身につく: 数字を使いこなす
こんな人に: ビジネスマン 学生 経営者
注目の若手経営コンサルタント久保憂希也さん!!
本のタイトルの部分『文系ビジネスマンでも』からもわかるように非常に優しくていねいに書かれています。
著者の言う通り、多くのビジネスマンがここまでできていないのであろうか。
社会人としてあたり前の事ばかり書いてあるが短く1〜2時間もあれば読めるので復習のためにも、ぜひ読んで頂きたい。
■今やる人になる40の習慣概要
第一章 仕事のすべてを数字で考える step 1. 「根拠」の言える判断をする |
第2章 会社の数字」をざっくりつかむ step 6. 簿記の知識なんていらない |
第3章 「数字の魔力」を使いこなす step 12. 直感はつねに間違える |
第4章 発想を変える9つの法則 step 19. 「数字の法則」であたりをつける |
第5章 すべての判断を合理化する
step 25. ブレない意思決定の手順を身につける
step 26. 「3つのプロセス」で合理的に決める
step 27. 仕事を「中止」する決断をする
step 28. 将来の価値をはかる
step 29. 「見えない損失」を見る力をつける
■本の書評
注目の若手経営コンサルタント久保憂希也の本
本のタイトルの部分『文系ビジネスマンでも』からもわかるように非常に優しく丁寧に書かれているが著者の言う通り、殆どのビジネスマンがここまでできてはいないのであろうか。社会人としてあたり前の事ばかり書いてあるが、短く1〜2時間もあれば読めるので復習の為にも是非読んで頂きたい。
第1〜3章は特に基礎的な内容であり、人を説得する為に定性的ではなく定量的に判断をまとめてから、必要に応じて定性的な判断も加えるのが正しい事を冒頭に述べている。
全てにおいて数字だけで判断するのは危険だと思うが、数字を導き出して物事を説明するのは一つの大きな説得力のある材料になる。ビジネスマンは顧客や上司を説得する為に特にこの事が必要であるであるのは多くの読者が痛感する事であろう。
私自身も数字で説明する方法を見つけるのに時間が掛かったため多く悩まされてきた。出来れば入社したての若い方に読んで頂きたい。
書評:世古
■著者について
著者 久保 憂希也
株式会社 InspireConsulting 代表取締役。
東京国税局において国税調査官として税務調査を担当。
その後株式会社光通信に転職し、新規事業の立上げを担当。後発事業ながら業界シェアトップ10入りを果たす大規模事業に成長させる。
現在は「結果がすべて」の経営コンサルティングをしている。
著書に『20代で絶対に身につけたい数字力のルール』
『仕事の「伝わらない」を100%改善する伝える力の超教科書』(以上、大和書房)
『頭の回転数を上げる45の方法』(共著)『会計リテラシーが仕事も人生も変える!』(以上、ディスカヴァー・トゥエンティワン)
などがある。
成功者の告白 |
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