自分の中に毒を持て
自分の中に毒を持て
著者: 岡本太郎
成功しようと思うから、うまくいかない!!
成功しようとするから、逆にうまくいかない 人生うまくやろうなんて、だれでも考えることで、それは大変いやしい根性である。うまくやろうとすると結局、社会のベルトコンベアーの上にうまく乗せられてしまう。
人生は選択の連続であり、悩み迷う。だからこそ、迷った時の判断基準が必要になります。
この本を読めば、自分の判断基準がしっかり持てるようになります。
これは本当にオススメです!!
身につく: 決断をくだす時に必要な指標をくれる
こんな人に: やりたいことがわからない人 やろうかどうか迷っている人
下手で結構!!へたこそむしろよいことだ!!
未熟なんだと前提にして、平気でいきることだ
下手なら、下手こそむしろいい
人生が面白くなってくる
行き詰まった方が面白い、どうしてやろうか?と考えるファイトがわく
強烈に行き詰まった自分に戦いを挑んで行く
孤立してもいいと腹をくくれば、本当の意味でみんなに喜ばれる
自分を大事になんてしようとしたら、すぐにぶち壊してやれ
自信なんて持つな
そもそも、自分を他と比べるから自信などという言葉が出てくるんだ。
我が人生、他と比較して自分を決めるなどという卑しいことはやらない。
ただ、自分の信じていること、正しいと思うことに、脇目も振らず突き進むだけだ。
徹底的に自分を追い詰めて、自信を持ちたいなどという卑しい考えを持たないように突き放す
自信なんてものは、相対的な価値観だ。
あいつよりも、自分は上だなんて考えでしかない。
自信がないと悩む。これは、その人が人生に対してコンプレックスを抱いていることの表明だ。
他と比べて弱くても、自分は充実して生きている、これで精一杯だと思えば、悔やむことも嘆くこともない。
意思を強くする方法なんてない
何かをやろうと決意するから意志もエネルギーも吹き出す。
何も行動しないでいたら、意志なんてものはありゃしない。
自信はない、でもとにかくやってみようと決意する。その一瞬一瞬にかけてひたすらやってみる。
それだけでいい。逆にそれしかない。
あっちをみたり、こっちをみたいりして、イージーに生きようとするから芯がなくなるんだ。
いつでもプライドをもつ
他人が自分をどう見ているか?なんて気にしていたら絶対的な自分というものがなくなってしまう。
プライドがあれば、他人の前で自分をよく見せようとする必要がない。
他人の前に出ると、自分をよく見せようとしてしまうのは、自分にコンプレックスがあるからだ。
他人にバカにされようが、けなされようが、笑われ用が、自分が本当に生きていると手ごたえをもつことが
プライドなんだ。
才能なんていらない
才能がないというのは、ずるい言い訳だ
そう言って、自分がやらないことを正当化しているだけだろ?
才能のあるなしに関わらず、純粋に生きることが、人間の本当の生き方だ。
瞬間瞬間の危険にかけるのが人生だ
絶望と憤りの中に、強烈な人生が彩られる
あえて破れることを決意して、社会にぶつかってみろ
成功しようとなんて思うな
成功しようとするから、逆にうまくいかない
人生うまくやろうなんて、だれでも考えることで、それは大変いやしい根性だな
うまくやろうとすると結局、社会のベルトコンベアーの上にうまく乗せられてしまう
やるからには、中途半端はいけない
中途半端だと、不明確な分、腰が砕ける
相手に対しても、何か変なことになるし、自分のポジションも奇妙になる
やらなければよかった。。。となってしまうもんだ
生きるからには、歓喜が必要だ
歓喜は緊張感や対決の中からしか生まれない
芸術はまさに血みどろ
そこにこそ美しさがある
まったく無目的で、無償で、生命力と情熱をありったけぶちこんでいく!!
全存在で爆発する。それが芸術だ
人間は本来、非合理的で目的がない
計算外の領域に生命を飛躍させなければ、生きがいがない
生きがい
システムのベルトコンベアーを捨てろ
己を失って惰性的に生活を続けているというのなら、本質的に生きているとは言えない
一人ひとりが強烈な生きがいに満ち溢れ、輝いて生きる社会=常に死と隣り合わせの世界を創り出すんだ
きょうの小市民は、物質的には恵まれているが
生命の緊張感を失い、逆に虚しくなっている
安全に生活することばかり考え、危険に体当たりして生きがいを貫こうとすることがない
じぶんを大事にしようとするから、生きがいを失ってしまうのだ
かつての時代よりも、強烈に挑め
この世の中で自分を純粋に貫こうとしたら、生きがいに賭けようとすれば必ず絶望的な危険をともなう
強烈に生きることは、常に死を前提にしている。
死という最もきびしい運命と直面してはじめて命が奮い立つのだ!!
魅力のある人間とは、いくつになっても
常に新しいことに挑戦している人間だ
年を重ねても人は老いない、挑戦をあきらめた時に、年老いていくのだ
人間本来の生き方は、無目的、無条件であるべきだ。それが誇りだ
死ぬもよし、生きるもよし、
ただし
その瞬間にベストを尽くすことだ
自分の中に毒を持て概要
自分に忠実に生きたいなんて考えるのは、むしろいけない。
そんな生きかたは安易で甘えがある。
本当に生きるためには、自分自身と戦わなければだめだ。
格好にとらわれそうになったら、自分を叩き潰してやる。そうすれば逆に自分が猛烈に開けてくる
モリモリ生きていける
厳しさを避けて、らくな方を選ぼうとしてしまう。
それがいけない、楽な方はいつだって遠回りのみちだ。
たとえ、結果が思う用にいかなくたっていい。結果が悪くても自分は筋を貫いたんだと思えば
これほど爽やかなことはない。人生の最後に挑戦したことに悔いが残らないはずだ。
人生というのは、厳しさを持っているからこそ面白いのである
楽な道ばかり歩んでいて、最高の人生だったとふりかえるやつなんていない。
岡本太郎とは
写真 文芸春秋写真館 あのとき、この一枚より:http://hon.bunshun.jp/articles/-/544
岡本太郎は明治44年生まれ。父は漫画家だった岡本一平。
母は歌人、作家として知られた岡本かの子。
幼少期より、独自のものの考え方をしていて、先生から問題児扱いされていた。 (成功者はみな同じ)
日本の学校になじめずに、パリ留学し無事にパリ大学卒業。 ピカソの作品に衝撃を受け、抽象芸術運動に参加。
大阪万博にて、太陽の塔を制作。
「芸術は爆発だ!!」という名言を残している。
岡本太郎の生き方、考え方は現代社会にこそ必要な思想だと感じる人が多く。岡本太郎の生きかたを尊敬している人は
産業界、芸能界含め多数いる。
日本が誇る、世界に誇れる伝説の日本人の1人。
自分の中に毒をもて感想&書評
自分の忠実に生きた岡本太郎さん、言い訳をしない熱い生き様が伝わってくる一冊です。この本は何度も何度も読みかえして、ぜひ実行に移してください。
生きていると、どうしても欲が頭をさえぎり、判断の基準に迷ってしまう時があります。迷った時は、たいてい楽な方、自分に都合のよい方向を選んでしまうのが人間ではないでしょうか?しかし、悩んでばかりでは、前にすすみません。
悩みすぎると、結局「やらない」というダメな決断をしてしまいます。「能力がない」という言い訳は、本来使ってはいけないと岡本さんは語っています。へたくそだからこそ、いい!!それが個性だ!!と強く自分を打ち出せる人は多くはないと思います。
だからこそ、この本から一歩踏み出す力をもらってみてはいかがでしょうか?
書評:牧宏典
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