課題と問題点

 

 

ベンチマークとはなんでしょうか? どのようにおこなったらいいのでしょうか? 

業種:家庭教師 派遣業

 

ベンチマークとは?

 

他社の戦略と戦術を研究することで

ベンチマークとは他社の優れた経営方法やマーケティング方法を分析して、自社に取り入れることです。つまり、「業界No.1に学び」「マネする」という事です。

 

ベンチマークは分析するためでなく、実行するためにおこないます。

事業では、とくにマネすることが大事になりますに行います。

 

多くの会社では、調べるだけで実行しない事が多くあります。せっかく上司に提案しても、「やらない」という事が横行しています・・・

実行しないのであれば、調べる意味がありません。そこで、ベンチマークをする場合、必ず実行までする!!という事を覚えておいてください。

 


ベンチマークをする場合、まず同じ業界で一番の会社が何をしているのか?について調べます。

もし、本気で商売をするなら、これくらい当たりまえです

 

どんな広告をしているか?

いくらでサービスや製品を販売しているのか?

キャンペーンは何をしているのか? 

価格設定はどうなっているのか?

アフターフォローは何をしているのか?

チラシにはどんなことが書いてあるのか? 

ビラを何十万枚配っているのか?

ターゲット設定はどうなっているのか?

 

などを徹底的に調べていきます。

 

ベンチマークは業界トップの会社を見るのが基本です。

業界トップはマーケティング、ブランディング、営業力などが優れています。

 

ベンチマークをすると、他社が何に力を入れているのか?という部分がわかります。

 

これをグラフにすると、自社の戦略が作れるようになります。

 

ベンチマークが終わったら、次は結果をまとめてみましょう。まとめる手法としては「ブルーオーシャン」と呼ばれるマーケティング手法があります。

 

ブルーオーシャン戦略で分析する

 

ベンチマークしてわかったことを、項目ごとに点数をつけて、グラフにまとめます。すると、自社と他社との戦略が、分かりやすく見えてきます。

 

価格で負けていますが、付加価値が自社の方が高い。など客観的に自社の戦略が見えてきます。

 

現状の儲からない商品・サービスを改善して、コストの高くて儲からない「血みどろの」争い「レッドオーシャン」をやめようという戦略のことです。

アイデアを出して、競争のない新しい市場「ブルーオーシャン」を作ろうという考え方です。

 

 

 

上の図はシルク・ドゥ・ソレイユというサーカスに革命を起こした会社の戦略です。

 

シルク・ドゥ・ソレイユを例にして分析してみましょう。シルク・ドゥ・ソレイユは従来のサーカスで当たり前だった動物ショー、花形パフォーマーをやめました。

 

動物ショーは、エサ代や運送費用、管理費用にかなり経費がかかります。さらに、動物愛護団体など、様々なクレームが起こってしまいます。

さらに、動物は、調教するのにかなりの時間がかかります。時間もコストもかかる動物ショーは経営する側も大変です。

 

 

シルク・ドゥ・ソレイユは思い切って動物ショー、花形パフォーマーをやめました。

 

http://www.cirquedusoleil.com/

 

そして、サーカスに物語、テーマ、芸術性などを新しく付け加えて、今までサーカスを見に来なかったお客層を開拓しました。

全く新しい人たちが、お客として「サーカス」に来るようになったのです。

 

もはやシルクド・ソレイユは「サーカス」の概念を変えたともいえます。

 

ブルーオーシャン戦略を考える場合、

やめる」「ふやす」「へらす」「つけ加える」という4つの基準を作ります。そして、それぞれについて考えていきます。

 

「やめる」・・・何をやめたらいいのか?
「ふやす」・・・増やすと、お客様に喜ばれる点はどこか?
「へらす」・・・やめたらこまるが、利益に結びつかない活動を減らすには?
「つけ加える」・・・新しく何をしたらいいか?

 

などを徹底的に分析していきます。

とくに「やめる」事がとても大切です。やめるといえば、日本の家電です。とにかく機能が多すぎて無駄になってしまっています。

そこに一石を投じたのが、家電のベンチャー企業。バルミューダさんです。

 

 

家電業界で考えてみる

 

「バルミューダ」では、今まで家電コーナーでも見向きにされていなかったトースターに目をつけます。

 

出典:BALMUDA

 

おいしいパンを焼く機能を追求し、毎朝のトーストがどこのメーカーよりも美味しく焼けることで、一気に注目されます。

 

「おいしく焼く」という独自の軸を作り出し、そこを徹底強化させたのです。

バルミューダはさらにデザインを追及しました。

 

多くの機能を捨て、パンを美味しく焼くという独自の軸を作り、ほかの機能を捨てていきます。

 

多くの家電メーカーは、万人受けする商品を作り、販売を伸ばしてきました。

高度経済成長時代、情報はテレビや雑誌など限られたメディアから仕入れるしかありませんでした。

さらに、テレビを多チャンネル化せず12個ほどに固定することで、多くの国民を限られた情報で洗脳することに成功してきました。

トレンディードラマを流し、視聴率を上げることで、多くの国民に同じものを買わせることに成功してきました。

 

しかし、時代は移り変わり、ネット、スマホの時代になりました。

テレビ、洗濯機、炊飯器、アイロンなど家庭用の製品は時代とともにコモディティー化してしまい、差別化がむずかしくなり、日本のメーカーは韓国や中国のメーカーに次々負けてしまいました。

 

出典:マツヤデンキ十三店

 

日本の家電はソニーや松下、シャープなど大企業が今まで開発、販売などをしてきました。大企業が作るものは全て、「定番商品」でした。定番商品とは、大多数の人に使われ、指示される商品のことです。

 

これは、高度成長期など、物が不足している時代やテレビのチャンネルが少なく、情報を取得するメディアが少ない時代ならよいのですが、情報があふれるネット社会になると立ちいかなくなります。なぜなら、個人の需要が細分化してしまうからです。

 

ネットは情報(口コミ)を得るコスト、情報を比較するコストをゼロに近づけていきます

商売の本質は情報差です。

情報の非対称性ともいいます。売る側と買う側に情報の差が大きければ大きいほど、値段を高くつけても売れます。

 

生ビールを思い浮かべると分かりやすいです。

自宅で 800円もするビールを飲むでしょうか?たぶん飲まないと思います。しかし、キャバクラなど女性がいるお店に行くと、ビールが800円や3000円などになります。

 

キャバクラ

出典:ニュース体験.jp 女の子から見るキャバクラvsスナック

 

つまり、体験したことがあり、値段が頭に思い浮かぶものは、あまり高く売ることができません。

なぜなら、価格についての「妥当性」について、自分で判断ができるからです。

 

市場を独占し、情報を囲い込みコントロールできれば、製品を高く売ることができます。市場を独占することが難しい場合、情報をコントロールすることで、商品やサービスは高く売ることができます。

 

いまの時代は、ネットの掲示板、口コミ情報があふれることにより、消費者は買う前に自分で検討することができるようになりました。これが家電が売れなくなった大きな原因のひとつです。

 

出典:BALMUDAさん

 

バルミューダのトースターは「24,000円」します。さらに扇風機、The GreenFanは36,000円です。ふつうの扇風機や

トースターは1,980円で買うことができるので、その金額差はなんと10倍以上です。

 

しかし、使ってみればわかりますが、買って後悔などしていません。

むしろ、安いと思うくらいです。

 

いまの家電には、一度も使わない機能がたくさんあると思いませんか?

炊飯器などは、春モードや秋モード、やわらかめや硬めモード。それなら季節に合わせて自動で調節してくれる、ボタン一つで自分の好みに合わせてくれる機能を追求した方がいいわけです。

 

無駄なコストをかけるくらいなら、i-phoneのように本当に必要な物だけ残して、はぎとってしまったほうがよい時代になっています。

 

ジョブズiphone

出典:BGR

 

とにかく、ベンチマークをしたら、必ずグラフにまとめる習慣を付けるようにしましょう。

 

グラフにすると、客観的に自社の戦略が分かるようになります。さらに人にも説明しやすくなります!!

ブルーオーシャンについてもっと詳しく知りたい方は、「ブルーオーシャン戦略」をご覧くださいませ。

 

 

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