タワーマンションに住むときのメリットとは?
タワーマンションなどの高級賃貸物件。あこがれる~!!一度は住んでみたい!!と思っている人も多いかと思います。最近では武蔵小杉が再開発されたことで、タワーマンションが一気に有名になりました。
夜景がきれいで、ステータス感があることで東京でも大人気のタワーマンションですが、どんなメリットがあるのでしょうか?
今回は、東京で気になるタワーマンションのメリットについてです。
タワーマンションのメリットとは?
タワーマンションのメリットと言えば、なんといっても夜景です。この夜景を自分の家から見えるのは、お金には代えがたい優越感があります。
タワーマンションは、高所得で資金力に余裕のある世帯を中心に人気があります。購入する理由は人によって様々です。仕事が都心で家庭を持っている人、節税を目的にして購入する資産家、お金に余裕のある中国人など、様々な人が購入しています。
最近ではマンションの用地取得が難しいので、新宿や渋谷などの繁華街に大きなタワーマンションを建てるという計画が増えています。
出典:https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/43505/res/1-1000/
家賃は少々お高くなりますが、普通の生活では味わえない優越感があります。「成功」の象徴として、部屋を借りる人も多くいます。
苦労して事業を成功させた人や、若くしてお金を持った人にはとてもよい空間かと思います。
出典:ラトゥール三田
タワーマンションは立地と回数によって、見える景色が変わってきます。新宿の夜景が見えるものやトウキョウタワーが見えるタワーマンションなど、立地によって個性は様々あります。
出典:タワーコート北品川
家賃:16.8万~22.8万
注意が必要なのが、部屋の向きです。同じタワーマンションでも、向きによって見える景色が違います。この向きによっても資産価値は変わってきます。
日当たりも重要なのですが、タワーマンションの場合は、見える景色が特に重要になってきます。
出典:セントラルパークタワー ラ・トゥール新宿
出典:セントラルパークタワー ラ・トゥール新宿
ちなみに新宿では、ラトゥールシリーズのマンションが3つほどあります。
ラ・トゥール新宿グランド、ラ・トゥール新宿ガーデン、セントラルパークタワー ラ・トゥール新宿です。
出典:ラ・トゥール新宿ガーデン
上のモデルルームはラ・トゥール新宿ガーデンの3LDKのタイプのお部屋です。
出典:ラ・トゥール新宿ガーデン
部屋の内装は3種類用意されています。床の色や、戸棚の色などを選ぶことができます。こんな部屋で寝たら、よい夢が見れそうです。
家賃相場:17万~81万
タワーマンションと土地問題
タワーマンションは現在で285棟たっています。10万6321戸にもなっています。武蔵小杉のように、工場跡地など大規模な土地があれば、タワーマンションは建設することができます。
武蔵小杉は、かつては印刷輪転機メーカーである「東京機械製作所」の玉川製造所がありました。玉川製造所が千葉に移転する事になり、跡地にタワーマンションが建つことになりました。
出典:武蔵小杉ライフ 2012年9月7日の写真
これにより、武蔵小杉は、駅前の比較的よい立地にて再開発が行われることになりました。これによって新しく生まれたのが、「ムサコマダム」と呼ばれる人々です。
武蔵小杉は、一気に「シティタワー武蔵小杉」など10棟以上の大型マンションが建ち並ぶ街に生まれ変わりました。
昔から住んでいる人は、何を思うのでしょうか・・・
出典:マンションジャーナル
ちなみにですが、これは川崎市です。東京ではありません。今後は、武蔵小杉のように、東京近郊での都市開発も進んでいく可能性があります。東京には土地がないからです。
東京の主要駅には、タワーマンションに適している土地が少ないのが現状です。そのため、タワーマンションを作りたくても作れないという現状があります。
東京は海外に比べて、まだまだ建物が高層化されていません。本来、高層マンションはひとが住む場所としてはあまり適していませんが、ビジネスなどの商業施設としては優れています。
しかし、日本は少子高齢化が進み、地方には仕事がなくなっていきます。
すると、東京、大阪など都心部への一極集中は加速していきます。東京では、部屋は大量に余っていますが、残念ながら若者が住んでみたいと思えるような内容ではありません。
安くて狭い部屋は、今の若者のニーズと合っていません・・・だから、部屋が大量に余っているだけです。
日本には、残念ですがヨーロッパのように、街並みを保存し、景観を大事にするという文化はありません。
スクラップ&ビルドで建物を作っては壊し、景観も破壊して、利便性を優先させています。
そうであれば、どんどん建物を高層化していき、摩天楼な景色を作ってしまえばよいのではないでしょうか?
出典:シカゴ摩天楼
超高度な建築技術によって、高層化した街並みはそれはそれで、先進的に見えます。
それと一方で、東京には、浅草、明治神宮などの文化的な遺産があります。これらの文化は海外にはありません。
昔ながらの職人による建築技術と、高度化した建物の建築技術が見れるのも、面白いのではないでしょうか?
日本は地震が多く、高い建物をつくるのに耐震や免振が必要になります。そのため、技術的には可能でも、スーパー高層マンションを作ることができません。
ドバイでは、ブルジュ・ハリファというビルがあります。高さは828.9mもあります。スカイツリーが634mなので、その上をはるかに凌駕する高さのビルです。
日本では、建物が上に伸ばすことができない以上、ある程度、広い用地が必要になります。
それに加えて、建蔽率や容積率などに規制があり、高い建物が作れない・・・という現状もあります。今後、東京には人口が集中してきます。先進諸国として、アジアをリードするのであれば、東京は高層化すべきだと思います。
タワーマンションのメリットまとめ
タワーマンションのメリットついていかがでしたか?
途中から、土地問題にシフトしてしまいました。日本は商業が優先で、建物は木造よりもコンクリート優先。景観や街並みよりも、儲かるか?が優先されてきました。
そのため、神社の周りに、背の高いホテルがたっていて、景観を破壊していたりします。
このような建築文化によって、観光としての街の強さがなくなってしまった・・・と捉えることもできます。
日本は世界に誇れる、伝統的な文化が沢山あるにも関わらず、文化や景観を大事にするという、基本的な心情が薄いように感じます。日本人は、先祖から伝わる教えを大事にしつつ、海外の先端技術もうまく取り込むという柔軟性がある国民です。
利益主義に走るのもいいですが、街並みを考え、街として利益を上げる、持続可能な社会を市民がみんなで考え、提案し、作り上げていく。そんな素敵なこともできる民族ではないか?と思います。
商店街がきちんとスーパーと共存し、街を歩くと、気軽に「あいさつ」しあう文化など、昔の日本には当たり前にあった文化や生活を大事にしつつ、タワーマンションのような新しい文化も取り入れる街づくりをしていったらいいのにと思います。
低成長時代は、人と人との「つながり」を大事にした街づくりに取り組んでいくべきではないでしょうか?
不動産ライター:牧宏典
タワーマンションに住むデメリットとは?
ステータス感を与えてくれるタワーマンション
メリットがあるものは、その分デメリットもあります。
今回はタワーマンションのデメリットについて考えてみたいと思います。
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