口コミ伝染病 お客がお客を連れてくる実践プログラム
著者: 神田昌典
出版: フォレスト出版
身につく: 口コミの仕組みについて
悩みの解決: 口コミ
こんな人に: マーケティングについて勉強したい
仮想敵を作って口コミを広げよう!!
口コミは、ほおっておいても発生しません。
意図的に作りだす必要があります。
口コミ伝染病では、よくある口コミの思い込みを正してくれます。
中小企業の口コミ戦略を学ぶにはもってこいの本です。
仮想の敵を作り、錦の御旗をたてる
敵を設定する事は、とても大切です。
仮想の敵を作ることで、お客様の仲間内で十字軍が結成されていきます。人が団結するには、大義名分が必要になのです。
ミッションを示してあげると、人は参加がしやすくなります。
仮想の敵を作る場合は
「OOからお友達を救ってあげよう」 |
というキャッチフレーズを作るのが簡単です。大義名分というものです。
敵がいない会社は、ミッションがありません。ミッションがないということは大義がないということです。戦う理由がない会社は支持を得るために、安売りをするしかありません。安いから買ってもらうという一番おろかな戦略をとらざるをえなくなります。
反対にミッションがある会社は、お客様に選ばれやすくなります。それは、お客様から共感がえられやすくなるからです。
ぜひ、お客様にわかりやすいキャッチコピーを作りましょう!!
広告の反応率を上げる方法とは
タイミングによって、戦略を変える
広告には事業の時期に応じた適切な戦略が必要になります。
適切な時期に適切な広告戦略をすることが必要です。衰退期に広告費用をかけすぎても、効果はあまり出ません。
広告の反応を上げるには、適切な戦略が必要になります。
導入期・・・PR、インターネット 成長期・・・チラシ、DM、広告、インターネット 成熟期・・・テレマーケティング、インターネット |
となっています。ほとんどの会社が異なる時期に異なる戦略をとってしまい、お金を損しています。
導入期には大量の広告戦略をしてはいけません。
見たこともないような商品を広告で買おうとしないからです。この時期には、雑誌やテレビに宣伝されるようにしましょう。
神田昌典 著者プロフィール
神田昌典 (Masanori Kanda)
株式会社ALMACREATIONS代表取締役
上智大学外国語学部卒。外務省経済局に勤務後、ニューヨーク大学経済学修士(MA)、
ペンシルバニア大学ウォートンスクール経営学修士(MBA)取得。米国家電メーカー日本代表を経て、経営コンサルタントに。
日本最大のダイレクト・マーケティングを実践する経営者組織「顧客獲得実践会(後にダントツ企業実践会)」を主宰し、サラリーマンから独立して成功する起業家、およびベストセラービジネス書作家を続出させたことで著名に。総合ビジネス誌で「日本一のマーケッター」と評される。
ビジネス書、小説、翻訳書の執筆に加え、ミュージカル、テレビ番組企画プロデュースなど、多岐にわたる創作活動を行うほか、「全脳思考」をはじめとした思考フレームを活用した地域活性や教育活動を行っている。
著書に、『全脳思考』『60分間・企業ダントツ化プロジェクト』『あなたの悩みが世界を救う!』(以上、ダイヤモンド社)
『成功者の告白』『人生の旋律』(以上、講談社)、『非常識な成功法則』(フォレスト出版)
翻訳書に『伝説のコピーライティング実践バイブル』『ザ・コピーライティング』(ダイヤモンド社)等、多数。
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口コミ伝染病の感想とコメント
口コミは勝手には生まれません。
口コミを起こすには意図的に仕組みとしかけが必要になります。
そのことをわかりやすく教えてくれる本です。
本書では、チラシやDMを使った手法にふれています。さらに一歩踏み込んで
チラシからwebへの導線を作って、広告戦略を建てると
より面白い口コミ戦略が作れると思います。
当社では、DMからフェイスブック、ツイッター、ラインへの導線を作る仕掛けを考えてみようと思います。
ご興味のある方はプラスワークまで
書評:牧宏典
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