メリットたくさん。失敗しない中古マンションの選び方とは?
東京に住みたい!!と思う人は多いかとおもいます。しかし、新築で家を買うと、値段が高い・・・
でも、通勤が遠くなるはちょっと・・・という方は多いかと思います。
そんな人には、中古のマンションがオススメです。新築よりも断然安く、現状が見れる中古マンションは実はメリットがたくさんあります。東京23区内でマンションを探している人におすすめの情報です。
中古マンションの選び方
まずは、理想を描いてみる
中古マンションを選ぶ場合、まずは住みたいと思っている地域を絞り込んでいきましょう。ここで大事なのが、予算を決めないことです。最初から予算を決めてしまうと、住める場所や広さが制限されてしまいます。
これではあまりにも夢がありません。まずは、自分たちの住みたい理想を出していきましょう。
出典:海外のキッチン
こんなキッチンに住みたい!!朝はリビングテーブルでコーヒーを飲んで~
どんな生活がしたいのか?どんな広さの部屋がいいのか?理想を出してみましょう。そして、理想をだしたら、次は理想のデザインなどを集めていきましょう。
中古マンションの選び方2
住みたい地域を絞り込んでみよう
理想のイメージが出来上がったら、今度は住んでみたい地域を絞り込んでいきましょう。
仕事を優先させたいので、「山の手線の内側がいい」「新宿駅に近いほうがいい」 「静かな場所がいい」など人によって様々あると思います。まずは、あまり値段を気にせず、大まかな地域を絞り込んでいきましょう。
優先順位をつけると、より自分たちの価値観が明確になっていきます。
そして、地域がある程度決まってきたら、一度その街を散歩してみましょう。すると、イメージだけでは見えてこなかった現実が見えてきます。
商店街があって住みやすそう!!小さい店がいっぱいあるな~
高層マンションが多くて素敵そう。実際に住んでいる人は、ゴミ捨てやコンビニに行くのが大変そうだ・・・飲み屋がたくさんあっていいな!!と思ったけど、歩いている人が怪しい人が多く、子育てには向いてなさそうだ・・・
など現地に行くと、イメージだけでなく、現実がイロイロわかってきます。
中古マンションの選び方3
地域密着の不動産屋と仲良くなろう
不動産屋を見た目で判断しないことがポイントです。情報はどこから入ってくるか?わかりません。
さらに、不動産屋に良い印象を与えておきましょう。買う意思があると思わせることが何よりも大事です。
不動産屋は基本的にめんどくさがり屋が多く、楽して儲けようと思っている人が多くいます(悲しいことに)。特に不動産の売買業者には、元々ヤンキーをやっていた人が多くいます。スーツがダブルなのも、それが原因です・・・
私の知り合いの不動産屋さんも、とても優しくて良い人なのですが、顔はちょっとこわもてです。やはり過去にやんちゃをしていたようです。今は理念を持った立派な社長さんですが。ちなみに矢沢永吉さんは、神のようで、毎年コンサートに行っています。
不動産売買の営業はきつい仕事です。お客に頭を下げて、相手の懐に潜り込むことができる人間が勝ち残ります。何よりもガッツと根性が必要です。頭を下げられない優秀な大学卒よりも、高卒の方が向いている仕事なのです。
普通の学歴がある人がやりたがらない仕事だからこそ、ヤンキー上がりが多いわけです。はっきりいうと、小さい町の不動産屋には、ロクな人間がいません(全部ではありませんが)・・・ しかし、良い物件を手に入れるには、彼らと仲良くするのが一番です。
中古マンションの選び方4
物件情報を探そう
まずはネット、住みたい地域の情報を調べてみましょう。たくさんの物件が出てくるはずです。
参考:ヤフー不動産
しかし、残念ではありますが、良い物件は出回っていない可能性があります。 なぜなら、良い物件の情報は、出回る前に購入できる人に集まるからです。不動産屋は、まず情報をつかんだら、お得意先に情報をもっていきます。
まあ地元の資産家あたりです。資産家の家には物件情報や銀行が集まっています。
不動産屋も同じです。まず近くに住んでいる地主などに話を持っていきます。 金持ちがどんどん金持ちになるのはこのためです。
そのため、よい物件情報は基本的には「不動産屋」と「銀行」「地主」などに集まります。
世の中に出回っているのは、買い手がいない、2流~3流の物件なのです。これが現実です。しかし、マンションを購入する場合、我々はこのような2流物件を探さなくてはいけません。
我々は、1流物件に比べて値段は高くはなりますが、条件がよい物件を探していきましょう。
中古マンションのメリット1
新築よりも安く買える
中古のマンションは、新築よりも2割~5割ほど安く物件を購入することができます。資金不足かな・・・と思っていてもマンションや家を購入できる可能性があります。
ちなみに、全国の新築マンションの平均価格は「4,400万」です。かなりの金額ですね。しかし、中古のマンションは、それよりも安く、買うことができます。
人気の場所は住みたい人が多いので、マンション価格も高めです。世田谷区の場合、三軒茶屋などは中古マンションでも値段が高い傾向にあります。
中古マンションのメリット2
現状を確認することができる
新築マンションを買う場合、モデルルームなどで、完成予想した部屋を見せてもらいます。だいたいが、カッコいいCG写真を使っています。実際の建物よりもかなり「もっている」状態といえます。
中古のマンションの場合、「物件を自分の目で確認する」ことができます。
物件を確認するときに大事なのが、1981年以降に建てられたのか?という部分です。1981年に耐震基準が新しく変更になっています。それよりも前の建物は、耐震の点で少し問題があります。
さらに、「給排水」部分は特に注意が必要です。古くなった建物は、もちろんですが、給排水も劣化している可能性が多いにあります。つまりなどをこまめにメンテナンスしていても、給排水管の中に「サビ」がたまっている場合があります。
さらに、排水管のサイズが小さい場合、「サビ」がたまって、水が逆流する場合があります・・・
古いマンションでは、給排水の設備に問題がある場合が多く、目で見て確認できないので、物凄く注意が必要です。
少しお値段はかかりますが、「ホームインスペクター」という、物件を調査してくれる専門の業者がいます。
物件を買ったり、売ったりする場合、このホームインスペクターに依頼をすると、家をくまなく調査してくれます。
費用は5万円~と少し値段はかかりますが、本当に物件を購入しようか迷っている場合、この調査を依頼すると、かなりの精度で家をくまなく見てくれます。
中古マンションの選び方まとめ
東京23区での中古マンションの選び方住宅についてはいかがだったでしょうか?
ようは中古物件を買って、おしゃれにリフォームしたほうがお得ですよ!!という話でした。
今後、日本の出生率が上がることはまずありません。つまり人口は減っていきます。人口が減りますが、都市部の人口は増えていくと予想されます。
好き好んで田舎に住みたい!!と思う若者は減り、地方はますます衰退していくはずです。
ユニクロの柳井さんは、ある講演で、「日本は3流の政治家が4流の政治をやる沈没国家です。まったく信じられない」と語っていました。ひとえにこれも、若い人々が声を上げないからかもしれません。
若い人はこれから、税金が高くなり、収入が増えない中で、子育て、家の購入などを進めていく必要があります。
我々の親の世代とは違う、住宅戦略、長期プランが必要となるわけです。新築で家を買うのが当たり前の時代は終わりました。今や都心から1時間、駅から15分の家は買い手がいません・・・
今の60代で、「住み替えたいけど、家が売れない・・・」嘆いている人は多いと思います・・・
住宅購入は、大きな決断です。住宅ローンは大きな借金です。家を買うな!!とは言いません。逆に日本の消費を増やし、経済を回すには、より多くの人が住宅を購入した方がよいと思います。
しかし、我々若い世代は、経済成長が見込めない中、住宅について考え、子育てなどをしていく必要があります。
住宅については、勉強をした人としない人で、「2000万ほどの差が出る」などと言われています。少しでも多くの人がマンションや家を購入する戦略をきちんと立て、素晴らしい人生を送れることを期待しています。
住宅購入のアドバイス、リフォーム、リノベーションについて意見を聞きたい人は、ぜひ、牧までご相談くださいませ。
不動産ライター:牧宏典
あなたはどっち?賃貸派と買う派ではどちらがいいのか?
そろそろ賃貸をやめて、家を買おうかな?と思っている人にたいしてお得な情報をおとどけいたします。
新築マンションはちょっと高い・・・
だったらリノベーションという手があります。リノベーションとは何か?リノベーションのメリットと買うときに気をつけておきたいポイントをご紹介。
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東京で中古マンションを買おうと思っている人は多いと思います。
安い物件には、何かがある・・・
これは常識です。中古マンションを買うときは必ずある部分をみます。今回はそんなお話です。