課題と問題点
採用しても、すぐに人が辞めてしまいます・・・ なぜでしょうか? |
なぜ採用ができないのか?
採用してもやめてしまう3つの原因とは?
一人採用するのには、50万以上のお金がかかります。面接の時間、採用後の保険加入、育成の時間・・・
採用には、時間、お金などコストが莫大にかかっています。
さらに、当たり前ですが採用しただけでは、人は育ってくれません。OJT、OFFJTなどの訓練をして、やっと成長してくれます。
せっかく苦労して採用をしても、すぐに辞められてしまっては、コストばかりがかかってしまいます・・・
人がやめてしまうのには、理由がいくつかあります。
ではいくつかの理由について、事例をふまえてみていきましょう。
部下の話を聞いていない
部下の話を聞いていない
多くの職場で起こっているある現象があります。それは、「話を聞かない」です。
たくさんの職場を見てきましたが、部下の話を面倒に聞いていたり、すぐに答えを出そうとしてしまう場合が多いのが現状です。
話を聞かない上司が多い職場では、部下にストレスがたまり、退職につながります。
よくあるのが、よかれと思って「答え」を与えてしまう人です。
部下の報告などを聞いていると
心の中で
「そうじゃないだろ・・・」
「それよりも、情報を集めて、提案しに行きなさい・・・」
「そんな周りくどい事をしないで・・・」
と心の中で思ってしまうことがありませんか?
そして、最後には、自分が思っている事を、全部言ってしまう・・・
という事になっている人は多いと思います。
すると、多くの人は、以下のようになります。
モチベーションが徐々に下がり、やがては退職、離職につながってしまいます。
離職を減らすには、部下の話を聞く仕組みを作る必要があります。
退職の原因は、ほとんどが職場での「人間関係」によってです。
人間関係がよい、たのしい職場を思い浮かべてみてください。
いかがでしょうか?
多少、給料が安いくらいであれば、仕事を辞めようと思わないはずです。
職場では、人間関係の良さが非常に大切になります。
職場の人間関係を作っているのは、そこで働く「人々」です。
人の集まりが組織です。
経営で大事なのが、「人」「もの」「金」と言われますが、人が一番の差別化ポイントでもあり、一番の爆弾でもあります。
人を活かす組織こそ、優れた組織と言えます。優れた組織は、離職率が低下していきます。
モチベーションには2種類ある
内発的と外発的
離職率を減らすには、職場の人間関係をいかに改善するのか?が大事です。アドラー心理学では、すべての問題は「人間関係」であると言っています。
つまり、
人間関係がモチベーション「やる気」を左右している。というわけです。
そして、「やる気」が経営の状況を決めます。どの市場でも、やる気のある人とやる気を継続した人が勝ちます。
モチベーションは2種類あると言われています。1つは外部刺激によるモチベーションです。
本を読んだ、セミナーに行ってやる気になった!!これらは、外発的な刺激によって、一時的にテンションが上がります。
これが外部的な刺激によるやる気、モチベーションです。
このようなモチベーションは時間が経つと、元に戻ってしまいます・・・
アルコールやタバコのように、一時的な精神安定剤のようなものです。
外からの刺激によるモチベーションは、持続性がないので、どこかのタイミングでモチベーションが下がってしまいます・・・
自己啓発の本を何冊読んでも、変化がないのは、この外発的なモチベーションに頼ってしまうからです。
多くの人の場合、3日ほどたつと、効果が消えてしまいます。
外発的モチベーションは続かない自己啓発も一時的な効果 |
内発的なモチベーション
心の癖をいかす
2つ目に内発的なモチベーションがあります。
内発的なモチベーションとは、自分で考え、導き出した答えによって、やる気があがる。
という単純な法則です。
この内発的なモチベーションは、持続性があり、やる気が行動につながりやすいという傾向があります。
人間は、相手から言われた事は嫌がります。特に男性がそうです。
家庭を持っている人は分かると思いますが、妻に「お皿あらっておいて」と言われるとムカっとするかと思います。
人間には自分から企画したことは、積極的に関わろうとする心の癖があります。
内発的なモチベーションは持続する人は自分で出した答えなら、積極的に行動する |
人材を定着させる場合には、職場の人間関係を改善することが大事です。
そのためには、相手から答えを引き出す!!という事が大切になります。もし、人材の定着でお困りでしたら、ぜひ当社にお任せくださいませ。
マネジメント研修を行い、職場の人間関係の向上、人材の定着をお手伝いさせていただきます。
プラスワークでは、人材採用、育成でお困りの社長様に対し解決策を提案しております。
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