課題と問題点
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PPM分析とはなんですか?どんな時に使えますか?業種:サプリメント販売、化粧品販売 |
- 市場の分析に使える
- 金のなる木に投資をしよう
- 同じことをしていると、衰退する
1.市場を分析できる
PPM分析で市場の環境を分析する!!
マーケティングにはいろいろありますが、まずはPPM分析といものがあります。
プロダクト・ポートフォリオ・マネージメント(PPM)とは 、経営コンサルタント会社 ボストン・コンサルティング・グループが作り出した分析方法です。
PPM分析とは、大手企業などが新しい事業に参入する場合に特に有効な分析方法になります。
もちろん、新規参入する時も利用できる考え方です。
PPM分析では
時間が経つと、成長はにぶくなる・伸びなくなるシェアが低い企業でも、高い収益を生み出せる!! |
という前提条件のもとに市場を分析をします。
まずは 『市場の占有率』 と 『市場の成長率』 を軸にして考えましょう。
タテ軸に市場の魅力(=市場の成長性)ヨコ軸に自社の強み(=シェア)を表し、自社のポジションと他社のポジションがどこか?
考えてみましょう。
最新のノウハウをここだけでご紹介しています↓↓
2.花形商品とは?
これから市場が伸びる
花形商品は、スターなどと呼ばれることもあります。これから市場が伸び、自社の占有率も高いので、どんどん投資して稼ぎましょう!!というゾーンです。
すでに参入しているので、自社にとってかなり有利です。先行投資をしながら、差別化と参入障壁をつくり、顧客を開拓×囲い込みしていきましょう。
さらに、占有率も高いので、どんどん投資しても大丈夫です。
成長率が高くなるので、積極的にお金を投資してもリターンが出ます。
今後、Iotの分野、ロボット、AI(人工知能)、ドローンなどが市場成長率が高い分野になります。
現在アマゾンではAIを利用した無人スーパーを作り全米に展開させようとしています。
今後、スマート家電や、次世代の冷蔵庫とつながっていくと予想されます。セブンイレブンも日本で先駆けて無人コンビニをやるべきです。
そうすれば、さらなる成長戦略を描くことができます。社長が柔軟なので、ローソンあたりが取り組みそうですが。
今後、このような次世代家電が増えていくと予想されます。
さらに家電に人工知能が搭載され、レシピの自動検索、自動定期購入、健康診断機能などが増えていく可能性があります。
冷蔵庫は、パネル部分が液晶になり、chatGPTの改良verが出る事で、人工知能アシスタントがレシピの提案をしてくれるようになるでしょう。
すでに日本では、Gateboxなどが発売されています。
今は、オタクな人が買っているものだ・・・なんて思うかもしれませんが、今後私たちの生活の中に、様々ロボットや拡張された現実などがあらわれ、生活をサポートしていきます。
事業の参入タイミングが遅い場合、特定の数社で売上が占められてしまう現象ができあがってしまいます。エアコンなら「ダイキン40%」「三菱25%」など、強いブランドが市場の過半数を占める状態になると、後から参入するのは難しくなります。
技術革新のない業種に後から新規参入すると、コストがかかる割には、売上が上がらない事が多くなるので注意しましょう。
牧宏典
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3.金のなる木とは?
市場の成長は低いけれど・・・
市場の伸びは横ばいだけど、ある程度自社でシェアを持っているので、安心できるゾーンです。
アフターケアなどをもっとよくすることで、圧倒的NO.1の地位を目指すことが可能です。
CRMのシステムや仕組みを強化してリピーター向けの対策に力を入れましょう。
訪問回数を増やし、顧客と接触する回数を増やすと、利益率がさらに改善されます。
新規営業と共に、リピート対策を充実させて行きましょう。
さらに
メルマガやSNSの対策、OtoOなどの戦略を利用すると、より売上がアップします。
自社の得意としている事業でもありますが、ひとつ注意が必要です。そのままアグラをかいていると利益率が低下します。なぜなら市場は常に変化しているからです。
市場の成長率が高いスター・花形商品の方向に、経営資源を投入する方が安全です。
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4.負け犬とは
このまま行くと・・・
「負け犬」ゾーンは、自社が占有もしてなければ、市場の成長率も低い・・・・
撤退を考えたほうがいいゾーンです。
IT業界が一気に成長したために、市場が衰退してしまったCD、音楽業界などが事例としては分かりやすいかもしれません。(音楽業界の方、申し訳ありません)
出典:Fashionsnap.com(ファッションスナップ・ドットコム)News
このゾーンに入ってしまった場合、多額の投資をしたからと言って、リターンが期待できる状態にはありません。
勝ち目のないポジションにい続けるのはやめて撤退を考えた方がいい。というゾーンです。
このゾーンに自社がいる場合、方向転換を考えたほうが良いと言えます。
HMVさんなどは、よい事例です。
IT産業が一気に発展したせいで、CDで音楽をきく人、MP3プレイヤーを使う人がいきなりいなくなりました。
技術的なイノベーションが起きると、産業の突然死が訪れます。
CDを販売していたHMVやタワレコは、ipodやituneの登場により、一気に苦境に立たされてしまったわけです・・・
出典:タワレコ渋谷店店頭Day
HMVさんでは、CDが売れなくなり利益が出なくなったことで、店舗を縮小し、ライフスタイルを売る、本とCDを融合させた店舗を作っています。
さらに、雑貨などの販売もしています。
音楽からライフスタイルの提案という方向に舵を切っています。このように負け犬になってしまった場合、新しい成長戦略を作るために、方向転換することが大事です。
今後は「ライフスタイル」を売る、提案することが、全ての産業に必要不可欠になってきます。
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問題児とは?
自社にとっては・・・
市場の成長は高いけれど、自社にとっては儲からない・・・・市場です。
マーケットシェアが小さいので、自社が優位になれていないわけです。成長率があるので、左側の花形商品になれる可能性はあります。
売り方や、見せ方、ターゲットのお客様を絞り込むことで、花形市場になれます。
一般的に、問題時から花形に行くには、多額の投資が必要になります。
広告や販売促進など他社を徹底的にベンチマークしながら、イノベーションを繰り返す必要があります。
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PPM分析の考察
自社はどのポジションにいるのか?
PPM分析で 自社の事業はどの場所に入るのか??今後、新規に参入するには、どのようにせめて行けばいいのか??戦略を作り、熱意をもってやり続けることが大切です。
新規参入をする場合は、自社のポジションをよく見極めて、戦略を立てる必要があります。
新規参入する場合、成長率が高く、粗利が高い分野をせめるのが基本中の基本です。
そして、アメリカ上手くいっているモデルを日本に当てはめるのも、定石です。
なぜなら、競合がすくないので、新規参入がしやすく、製品やサービスがすくないので、高い金額でも買ってくれる顧客が一定の数だけいるからです。
成長率が低い市場に参入する場合は、市場をより細かく細分化して、ニッチなポジションからから攻めていくのが基本です。
局地戦で勝ち、点を線に、線を面にしていくことで、市場占有率を上げることができます。
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小さい企業・個人の場合
中小企業は広告にかけられる予算が決まっています。今の時代は、SNSやインターネットがあるので、商品やサービスを知らせることが簡単になっています。
しかし、ブランドを作るには、多くの時間と予算がかかります。マーケティングには商品のライフサイクル、ランチェスター法則、ブルーオーシャン、3c分析など他にも有名な手法があります。
中小企業は、とくにランチェスター法則を学ぶようにしてください。
商品や商材、市場を絞り込むランチェスター法則は、多くの企業経営者が実践してきた方法です。
小さい会社が大きい企業に勝つには、市場を絞り込み、徹底して1点集中させことが必要です。
牧宏典
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