ザ・プロフェッショナル
著者: 大前 研一
出版:ダイヤモンド社
みにつく:21世紀に必要な知識
一流のビジネスマンを目指しませんか?
大前研一2005年発表の力作。感情をコントロールし、理性で行動する人がビジネスマンとしては成功をします。、
高い倫理観はもとより例外なき顧客第一主義をつらぬく大切さ。
あくなき好奇心と向上心、そして厳格な規律を兼ね備えたものをプロフェッショナルと呼ぶという。 一つ一つのセクションがこれから見えない世界で戦う為に必要な姿勢を説いている。この本に書かれている事は出版当時よりも今の方が(書評掲載2013年)より現実味を帯びている。
ザ・プロフェッショナルの目次
第一章
「プロフェッショナリズム」の定義
プロフェッショナルを定義する/忘れられた「顧客への誓約」/あらゆる人に顧客が存在する
エンパワーメントにまつわる誤解/一流の条件:学び続ける姿勢/「知的怠慢」を排す/規律の力
第二章 先見する力
— 何のために神学を学ぶのか?
「見えざる新大陸」の登場/戦略論の功と罪/パーソン・スペシフィック、タイミング・スペシフィック
先見力の変質/二〇世紀をアンラーンする/変化を愉しむ/しつこく試行錯誤する
緊張感を持つ/野生の直感力を磨く/「意志」へ投資する/コラム:見えない大陸が見えない理由
第三章 構想する力
先見力だけでは事業は成功しない/構想を実現する必要条件と十分条件/変化のスピードと規模をつか
三つのゲートウェイを押さえる/八億人市場でデファクト・スタンダードを築く/予兆をつかんだら、すぐに行動する
収益化できる事業を絞り込む/逆行の発送で事業を再構想する
成功を過去形で語る人材に投資する/「深度の経済」を追求する
第四章 議論する力
非生産的な議論を排す/ロジカル・シンキング、ロジカル・ディスカッション/議論する力は訓練で習得できる
世界共通のプラットフォーム「ロジック」で語る/「質問する力」が論理的な議論を担保する
「聞く力」「説く力」が思考力を高める/詭弁と論理の違いを知る/「ツルの一声」まで議論を尽くす
論理的な反論が相手の合意を引き出す/論理の基礎はアリストテレスの論理学
思考のフル回転と強固な信念が道を拓く
第五章 矛盾に適応する力
ビジネスに唯一最善解はない/経営に内包する矛盾/問題解決とコミュニケーション力/集権と分権
グローバルとローカル/競合と顧客/自由と統率/右脳と左脳
ザ・プロフェッショナルの書評
大前研一2005年発表の力作。感情をコントロールし、理性で行動する人になることが大切。
あくなき好奇心と向上心、そして厳格な規律を兼ね備えたものをプロフェッショナルと呼ぶという。
一つ一つのセクションがこれから見えない世界で戦う為に必要な姿勢を説いている。
この本に書かれている事は出版当時よりも今の方が(書評掲載2013年)より現実味を帯びています
プロフェッショナルとはどのように振る舞うべきかを哲学的なアプローチも加えながら厳しく説き、これから必要な力を4つに分類して企業経営の成功や失敗を例にとりわかり易く説明しています。
一流のビジネスマンに限らず、プロフェッショナルを目指すものにとって、この見えない大きなジャングルに迷いそうになった時に座標として枕の横に置いておきたい良書。日本を代表するビジネスプロフェッショナルの未来を真剣に心配し、
若い読者を応援してくれる著者の作品に是非若いうちに触れておいてほしい。
書評:世古
■著者プロフィール
著者 大前 研一
ビジネス・ブレークスルー大学院大学学長。早稲田大学理工学部卒業、東京工業大学にて工学修士、マサチューセッツ工科大学( MIT )にて工学博士を取得。
現在・アンド・アソシエーツ代表取締役、ビジネスブレークスルー代表取締役。
カリフォルニア大学ロサンゼルス校( UCLA )
オーストラリアのボンド大学ビジネススクール
韓国の高麗大学および梨花女子大学などで教鞭をとる。
著書に『企業参謀』(プレジデント社)
『新・資本論』(東洋経済新報社)
『考える技術』(講談社)など多数。
世界に誇る日本人の一人である。
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