広告費はいくらかけたらいいのか?
広告費はいくらかけたらいいのか?
リスティング広告の代行、seo広告、検索上位対策を運用するときに大事なのが、広告費です。では、広告費はどのくらいかけたらいいのでしょうか?今回は、広告費の考え方についてです。
目次/コンテンツ |
リピート率を考えよう
利益を考えて、集客計画を立てる大切さは身にしみていると思います。広告費は単純に計算してしまいがちですが、まず考えなければいけない事があります・・・・・
それは、お客様の「リピート率」です。(リピートのない業種もありますが...)広告を出すときは必ず、お客様のリピート率も含めて考える事が、とても大切になります。
1,0000円で販売している商品やサービスがあったとします。広告費を10%かける場合
10,000円 × 10%=1,000円
まず、一つ売るための広告費用が分かります。
つぎに、リピートする回数を考えてみましょう。
お客様が一生で5回、リピート購入してくれるとして、計算をしてみましょう。
10,000円×5個=5,000円
つまり、このお客様には、5000円まで広告費をかけて良い!という結論になります。
このリピート回数まで考える事が、広告費をかける場合に大事になります。
・リピート回数まで考える ・広告費は価格の10%前後がよい |
正しいキーワードと購入見込みの関係とは?
安くて効果的な広告を設定するには?
広告費をなるべく安くするには、「キーワード」について知っておく必要があります。「キーワード」の選び方と、「購入率」には、ある簡単な法則があります。下の図をみてください。
見込み度と、キーワードについてです。『 リフォーム 』と検索する人は大勢います。 ちなみにヤフーやグーグルで検索すると 103,000,000 件サイトが表示されます。
かなり多いです。
しかし、『 リフォーム 』と検索している人にはある問題があります。
それは
リフォームの何を探しているのか?どこをリフォームしたいのか?わからないところです。
つまり『リフォーム』と検索する人は、リフォームしたいのではなく
『リフォームってどんなのがあるのかな~~??』
『リフォームって何??』
と考えている人が多いのです。
買いたいというよりも、調べたい人が打ち込む単語です。
残念ながら
購入につながりずらいキーワードと言えます。特にリフォームのような、じっくり考えてから購入するような商品、サービスは、ビックキーワードほど、見込み度が小さくなります。
・キーワードによって見込み度が違う ・買いたい人が探すキーワードとは? ・ビックキーワード=売れるではない |
ミドルキーワードとは何か?
『 リフォーム 東京』と検索する人を考えてみましょう。
先ほどの『 リフォーム 』と検索する人にくらべて 目的がちょっとだけ明確です。目的というよりも、地域が明確です。
このキーワードで検索する人は、東京でリフォームをしたいことがわかります。リフォームの金額を知りたいのか?
リフォームすると、どうなるのか?どんなリフォーム業者がいるのか?などを知りたい人はこのキーワードで検索します。
ビックキワードに比べると検索数が減りますが、購入する見込み度は少し高くなりました。
しかし、ppC広告でコストを削減したいなら、まだまだ甘いです。さらに絞り込んで考える必要があります。
最高のスモールキーワード
最後は、スモールキーワードについてです。『リフォーム 東京 エコキュート 激安』と検索する人を考えてみましょう。
東京でリフォームをしたい人さらに、激安でエコキュートがほしい人に絞り込まれます。以下のようなサイトが見つかります。
つまり、検索窓に複合の文字を打ち込んでくるお客様は
見込み度が高いのに、1クリックの金額が安い
といった現象が起きます。
検索する人はかなり少数ですが、買う確率は一番高いはずです。少ないといっても検索結果が2,470,000件あります・・・・
結果が2,460,000件あります・・・・
ビックキーワード |
ミドルキーワード |
スモールキーワード |
|
コスト |
× |
△ |
◎ |
見込み度 |
× |
△ |
◎ |
検索数 |
◎ |
△ |
× |
購入確率 |
× |
△ |
◎ |
このように、見込み度とコストなどを比較してみると、中小企業はスモールキーワードを狙っていったほうがよいことがわかります。
はじめは、間違えてビックキーワードを狙ってしまいますが、それは危険です。
コストもかかり、見込みのお客様も集客できません・・・
しっかりとキーワードの選び方を覚えてから
PPC広告にチャレンジしてください。
キーワードについてわかったら、次は何を準備したらいいか??について説明します。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
まとめ
広告費はいくらかけたらいいのか?はいかがしたか?
広告費は、キーワードと密接な関係があります。ビックキーワードで対策をするのか?ミドルキーワードで対策をするのか?によって大きく予算は変わってきます。
中小企業はミドルキーワード以下を狙うようにしてください。業種によっては、「ビックキーワード」の方が問い合わせが来る。という業種もあります。
このあたりは、運用してみるとすぐに分かります。もし、リスティング広告の代行、seo広告、検索上位対策に興味がありましたら、無料診断をするので、ぜひご相談くださいませ。
牧宏典
リスティング広告の代行、seo広告、検索上位対策のご相談などございましたら、今すぐご連絡くださいませ。
この記事を読んだ人におすすめ
キーワード広告が高い
業者クリックという問題点
なぜ、広告費が高いのか?高すぎるのか?
4P分析とは?
市場を分析するときにどのような方法があるのか?
マーケティングの基本中の基本です。
商品やサービスを作るとき、とても役に立ちます。
小さい会社の最強マーケティング
小さい会社が知って起きたいマーケティングの基本について。
小さい企業だからできる、知っていると役に立つ売り方
売るときの考え方をご紹介いたします
事業計画を作りたい
事業計画を作るときにぜひ使いたいのがPPM分析です
自社のシェアや、今後どこに向かったらいいのか?
について分析ができます
広告費は会社の大きさ、体力に合わせて設定するようにしてください。
おすすめ、最初は少なめにして、運用ノウハウをためながら、徐々に増額していく事です。
何事も、小さくテストをすることが大事ですね^^