家を買って、社会の奴隷にはなっていけない

賃貸と持ち家、どちらがいいのか?

一人暮らしが長くなると、ふと思うのが・・・賃貸住宅と買うのはどちらがいいのか? が気になってきます。

「このまま家賃を払い続けるのも、なんだかもったいない・・・・」「そろそろ買ってもいいのかな?」なんて思っていませんか?

新築の家を買う事は、実は奴隷になる・・・というショッキングな話について、今回は知っていただこうと思います。

 

社会の奴隷になるな

 

少し長いですが、最後までおつきあいください。

 

 

 

地方には安い物件がゴロゴロある。日本の不動産の9割は無価値

日本は少子高齢化になり、人口は減っています。さらに、住宅も余っている状態なのです。空家の件数は年々増えていて、空き家対策のために法律も施行されています。

東京都はなどは、土地の値段が高いために、比較的に高値で取引されていますが、地方に行くと無残な状態になっています。

なんといま、日本の不動産は9割が無価値になっています。

 

土地の値段がついているのは、固定資産税を国民から取るためで、地方にあるほとんどの土地は無意味な値段となっています。

大都市とその郊外以外の不動産は、売り出されたとしてもほとんど買い手が現れない状態です。いま日本では、地方を中心に急激に土地の価格が下落しています。

 

地方の田園地帯ではタダでも、もらい手がない不動産だらけになっています。

 

新築マンションは買った瞬間に2割下落する

 

1日住むと、一気に2割下落する悲しい現実

マンションは新築で販売するのに、コストがかかっています。マンションを売っている人にとっては常識中の常識です。

マンションは販売するのに、用地取得、資材の調達、ディベロッパーへの発注、広告費や営業マンの人件費、手数料が必要になります。人間が関わる数が多くなればなるほど、経費がかかります。

その余分な経費は全部新築マンションを買う人が支払っているのです。悲しいことに、新築マンションを買って、一日でも使うと、一気に2割も価値が下落するのです。

 

 

4000万の家なら、住んだその日から、3200万になるという事です・・・

買った瞬間にこんなに下がるのは、尋常ではありません・・・ さらにマンションなどは、修繕積立金や管理費などが毎月かかります・・・隣の住民が変な人だった場合、なかなか売ることもできません。

なぜなら、買ってからすぐに売ってしまうと一気に値段が下がってしまうからです・・・

 

したの写真は、埼玉にあるマンションです

埼玉の激安物件

 

条件は
埼玉新都市交通伊奈線「鉄道博物館」歩9分

間取りは 3dk  48.82m2 です。
建築は1971年10月

5階建の5階です。なんとこのマンション、値段が490万です。

 

なんと、500万で家が買えるのです。しかも、そんなに田舎ではありません。建物は確かに痛んでいますが

住むにはなんの問題もありません。駅から少し遠いですが、昔はたぶん3000万以上していた家です・・・

 

どんな高級車でも、10年たてば買い取り価格は限りなくゼロに近づいていくのと同じように、家余り時代のマンションや戸建て住宅も、やがては資産価値が著しく下がっていきます。不動産の崩壊時代をうまく生きるには、高額な資産は持たないようにするのがよいのです。

 

日本全国で不動産価格は下落し続けている

 

人口が減っているので、当たり前

バブル以降、現在でも不動産価格は下落し続けています。東京の一部や人が集まる大都市でも下落を続けています。

もともと価値がない場所を高く売っていたので、値段が下がっても当たり前なのですが・・・

 

住宅着工件数は、年間で90万件程度あり、今後も60万件ほど年間で建てられると予想されています。つまり、住宅はどんどん余っていく時代になっているのです。

さらに、家にひとりで住んでいる老人が、老人ホームなどにはいると、余っている家がどんどん増えていきます。

 

 

子供は親の家に寄り付かない事が多いので、空き家は増えていく一方です。

今後も、空き家が増えていくと予想されます。空家が増えていくと、賃貸価格や、不動産価格は必然的に下落していきます・・・

東京は下落率が少ないですが、地方は下落率がどんどん上昇していきます・・・

 

 

なぜ地方に安い物件が多いのか?

 

バブルのころ、土地の値段が高かった

いまの60代の人々は、経済が伸びていた時期にサラリーマンをやっていました。家電や車が毎年のように新しくなり、経済が成長していた時期です。

 

 

昼は働き、夜はディスコ。という時代があり。経済が成長していたので、お金がどんどん回っていました・・・

ソニーや松下、本田などが経済を引っ張っていた時代です。経済が成長しているので、みんながお金をどんどん使いました。「このまま経済は伸び続ける」といった、楽観的な未来があったので、多くの国民がお金をためずにどんどん使っていたのです。

 

そのため、お金が社会を循環する速度が高かったため、好景気となったわけです。

好景気になると、当然のように不動産価格も上がります。1980年から日本全国で不動産価格は高騰していきました。

 

 

家が高くて買えないなら、地方で買おう!!

東京の土地もどんどん値上がりしていき、サラリーマンでは都心に家を買う事ができなくなりました・・・

 

 

そこで家を買えないサラリーマンは埼玉、千葉、神奈川の田舎に家を買いだします。

価格は4000万前後です。

仕事は多く、経済も順調に伸びている時期なので、家を買っても大丈夫なサラリーマンが日本にはたくさんいました。

彼らは35年という、とんでもなく長いローンを組み、地方に家を買いました。

東京から1時間程度の場所にある家を買ったのです。

地方に一軒家がたくさんあるのは、そのときの名残です。

 

 

一軒家を買うと、会社と銀行の奴隷になってしまう

 

住宅ローンは時代に合っていない

当時、庶民に一軒家を買わせるのは、国の政策でもありました。

国は安くて優良な家をつくる。という国の政策を民間(不動産業、建築業、銀行)に丸投げしました。本来は国が税金をつかったり、都市部の容積率を緩和することなどで住宅政策をすべきにも関わらず、政府は民間に丸投げしました。

その結果、住宅メーカー、不動産屋、銀行という魔のカルテットができあがり、いまのような住宅政策が出来上がってしまいました。

 

 

大企業はなるべく長く、安く、逆らわずに、従業員に働いてほしい。と思っていました。

人は育てるまでに時間がかかります。新卒は仕事を教えなければならず、稼ぎがありません・・・

さらに、育ったころに、転職や独立をされてしまっては、教育費用が無駄になり意味がありません・・・

 

大企業の企業経営者は長く、安く、逆らわずに働いてもらいたいと思っていました。

そこで銀行ローンを組んで家を買うように自社の社員に勧めます。

何も勉強していないサラリーマンは、テレビや世間の情報に踊らされて新築の家を買い、死ぬまでのローンを組みます。

ローンを組んでしまったサラリーマンは

ローンの支払いが止まってしまうのが恐ろしいため、会社を辞めることができません・・・

 

 

銀行は住宅ローンで儲けたい

一方、銀行は「住宅ローンで長く安定的な収益をあげたい!!」と思っていました。

住宅ローンは、銀行にとってドル箱です。大手の会社なら潰れる心配がないので安心してローンを組ませることができます。

 

 

(昭和54年のチラシ バイトの時給は、スーパーレジ350円、喫茶店380円、酒屋の配達400円程度。つまり今よりも1/2程度の物価です。表示価格を2倍すると、感覚がつかめると思います)

 

さらに、銀行は住宅ローンを組ませるときに、土地を担保にしました。

当時、日本の土地は値上がりしていたので、もし、サラリーマンが住宅ローンが払えなくなっても

土地ごと取り上げてしまえばいい!!と考えたのです。

まさに鬼です。

 

大きい企業・・・奴隷として長く働いてもらう (ローンで縛り上げる)

銀行・・・住宅ローンで儲ける

不動産屋・・・土地の売買で儲ける

 

この三者がうまく組むことで、地獄の35年ローンという、とんでもない商品ができあがりました。

そして、地方にどんどん家が建つようになったわけです・・・

 

 

そして、バブルが崩壊して土地の価値が一気に下落していく・・・

当たり前ですが、バブルが長く続くわけがありません・・・

1990〜1991年、日本はバブルが崩壊します。不動産価格とサラリーマンの給与が下がりはじめます。

 

下がり始めたら最後、日本の土地はどんどん下落していきます。

土地の値段は2015年の現在でも下がり続けています。

 

 

さらに、日本は人口が減ってしまいました。

人口減少はとどまるところを知りません。戦後出生率は「4.3」ありましたが、いまは「1.26」まで下がっています。

下のグラフを見ても分かる通り、年をおうごとにどんどん人口は減っているのです。

 

 

 

 

しかし、住宅やマンションは毎年のように作られています。日本では、使われていない空き家がたくさんあるにも関わらず

どんどん住宅を作っているのです・・・

そして、何も知らない人は、ローンを組んで新築物件を買ってしまいます・・・

日本の空き家率をみてください。

 

 

 

空き家は、なんと全国で14%にも登ります。現在、急速空き家が増えているのです。

立地が悪い場所にある、古い家やマンションは借りる人がいません。

今後、空き家率はどんどん上昇していきます・・・

 

つまり、中古で質の良い家がドンドン増える!!ということです。

これからは中古の家を1000万前後で買い、配管と中をリフォームするのがオススメです!!

ローンは35年ではなく、10年で組みましょう。

 

 

日本は家が余っているのです。家を買う必要は本来ないのです。

 

 

テレビの情報や雑誌の振り回され、自分の頭で考えない人々は、いつの時代もだまされるだけです。

自分のあたまで考える習慣を身につけてください。

今後は、質の良い中古住宅を買い、リフォームをしながら住む時代になります。もしくは、激安の賃貸が確実に増えるのでかりていたほうがあきらかにお得です。

35年ローンを組み、毎月10万以上家賃を払い、生活費がカツカツでは、生きる楽しさも半減します。

安い賃貸に住み、旅行や趣味にお金をかける人生の方が、明らかに楽しいと言えます。

そろそろ箱ものに依存する人生をやめてみませんか?

 

 

■参考文献

100万円で買えるマンション、すさまじい不動産相場の崩壊

http://biz-journal.jp/2015/01/post_8513.html

2040年には地方都市が消滅。「空き家」は増加

http://matome.naver.jp/odai/2139964522916565701

2040年には地方都市が消滅。「空き家」は増加

http://matome.naver.jp/odai/2139964522916565701

 

 

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