強く生きる
著者: 渡辺美樹
身につく: 夢の追い方
こんな人に: 経営者 学生 サラリーマン
夢を追い続けよう、夢に日付をつけよう!!
居酒屋の全国チェーンを作り上げたワタミの社長、渡辺美樹さんの本です。
夢を追うことの大切さを教えてくれます。
夢を追うことで、困難を乗り越えることで、自分の心が磨かれていくと語っています。
最近のワタミは、労災問題やブラック企業などとたたかれていることもありますが
学べる本だと思います。ただし、ハードワークだけが人生ではないのでご注意ください。
強く生きるの要約
人間は夢を追うことで成長できる。上手に生きるのではなく、本気で生きよう。
人は幸せになるために働いている。幸せになるのが目標であってお金を稼ぐことは生活の手段でしかない。
資本主義社会は競争だから、幸せになるために、競争と協力が必要。
バランスの取れた人生目標が、人生を豊かにしてくれる。
夢に日付を入れれば、夢が目標になる
人は心が満たされると幸せだと感じる.心が満たされてはじめて、幸せを感じる生き物です。
つらい仕事をどんなに一生懸命にやっても幸せにはなりません。
自分のペースで自分らしく働くことが、幸せにつながっていきます。
どんなささいなことであっても、夢をもとう
ちいさいことでいい。毎日その小さい夢を達成しよう。
小さい夢を達成し続けることで、自信がついてきます。小さい事の先に、目指していたゴールがあります。
もし、問題があってにっちのさっちも行かなくなったら、問題を一度に解決しようとしないで、細分化してみよう。
細分化してみると、問題は小さい課題の集まりでしかない事に気が付きます。
小さい課題をひとつひとつクリアしていくことで、またゴールが見えてきます。人間は夢を追うこと、困難を乗り越えることで、自分の心が磨かれていきます。
あえて、一番つらい道を選ぼう
楽な道とつらい道があったら、あえて困難な道を選べ
楽な道をどしても行きたくなるのが人間です。しかし、楽な道ばかり選んでいると、こころの筋力が付きません。
逃げてばかりいると、逃げ癖がついてしまいます。あえて困難な道を選んでいると
心の筋力がついてきます。さらに、それを達成にした自分に誇りがもてるようになります。
常に人としてより心が磨かれていく方向を選びましょう。楽な道ばかり通っていると、人生の後半で胆力が出なってしまいます。
やるなら中途半端ではなく、本気で日本一を目指す事が必要です。
夢に日付を入れる理由とは?
夢に日付を入れることで、ぼんやりとした夢が明確な目標になります。
夢を達成するには、未来から今をみる必要があります。
現状とのギャップを把握するして、埋める努力をし続けましょう。
夢を細かく細分化すると、何をしなければいけないのか?何をしたら夢につながるのか?が明確になります。
・目標の作り方
「仕事」「家庭」「教育」「財産」「趣味」「健康」に分解しましょう。いつまでにどうなっていたいかを具体的に記述してください。
ルーチンワークも全て書き出します。
・修正する
実施したこと、出来なかったこと、反省、修正作業を行い手帳の予定の修正をしたり、更に必要なことを追加したりする。
とにかくやる、やり続ける
とにかく動き出さないと何もはじまりません。動けば何かがはじまります
行動を起こせば機会が増えます、機会が増えれば可能性が広がります。失敗をすることで、可能性が大きく広がるのです。
1%の可能性があるならチャレンジするのが正解です。1と2の間には1いかの0.1くらいしかありません。
ゼロと1の間には1000以上の価値があります。
つまり、なにもやらないのと、とにかくはじめて動くのでは、天と地ほどの差が開くわけです。
メラキアの法則
もうだめだ!!と思ってから、あと5cm進みましょう。
途中であきらめるから失敗になってしまいます。 そもそも、失敗したか??成功したのか?は死んでみないとわかりません。
すべて途中経過でしかないのです。
夢に向かって真剣に努力をしている場合、「間違ったことは何一つ起きない」と信じましょう。
社会に役に立つことをやっているのだから、自信を持ってチャレンジすればいいのです。
失敗も神様からのプレゼントです。
夢と理想を描く
どんな小さいことでもいいから、夢を描きましょう。夢を描くことで、意識が変わります。意識が変われば、行動が変わります。
行動を起こすと可能性が1%広がる。そこから夢が動き出す
一日1分でいいから夢に近づく行動をとる。
自分の良心にしたがう
良心に従って、正しいと思うことは神様が見方してくれます。 味方が神様なんだから思い切ってやればいいのです。
良心従うからこそ、運がついてきます。
良心に従っていることを、最大の自信にすれば、たとえ途中で失敗をしたとしても満足ができます。
満足できる人生を選びましょう。
著者プロフィール
渡邉 美樹(わたなべ みき、男性、1959年10月5日 - )
神奈川県横浜市出身の実業家。
ワタミ株式会社取締役会長。学校法人郁文館夢学園理事長
岸和田盈進会病院理事長
一般社団法人ソーシャルビジネス・ドリームパートナーズ代表理事。
ワタミ株式会社の創業者で、過去に同社代表取締役の他、教育再生会議(安倍内閣)委員、神奈川県教育委員会教育委員を務めた。
http://ameblo.jp/watanabemiki/
【著書】
強く生きるの感想とコメント
佐川急便のセールスドライバーをしてお金をためて、つぼ八の経営権を買い今に至っています。
どんな大きな会社も最初は小さくはじめているものです。
なぜワタミがここまで大きな会社になれたのか?は渡辺さんの考え方がよかった、情熱が続いたからかもしれません。
満足できる人生を選びましょう。
大きくなるといろいろ問題が増えるようですが、優しいだけの会社は成長しないものです。
著書に書いてある内容を会社でも実践して、お客様だけでなく、社員も幸せになる会社に生まれ変わることを願います。
書評:牧宏典
成功者の告白 |
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