なまけもののあなたがうまくいく57の法則
著者: 本田 直之
出版: 大和書房
身につく: やる気の持続方法
悩みの解決: 続ける技術
こんな人に: すぐに怠けてしまう人に
怠けながら、人生がうまくいく
ついつい怠けてしまう人におすすめの本です。怠けていても大丈夫。怠けていたっていいじゃない。真面目すぎて疲れている人におすすめの本です。
なまけてしまうのは、動機付けができてないから
「はじめられない」 、「続けられない」、「 ダラダラしてしまう」
この3つを改善するには、どうしたらいいのか? ほとんど人は やりたい事があっても、「動機付け」が弱いのが原因で「はじめられない」という事が多いのです。 動機付けは、内部から起こるものがあると、前進ができるようになります。
外部環境を利用してみよう
やらざるをえない環境を作る
続けられない理由は、強制力がないからです。意志が強い人は、自分でノルマを守ることができます。しかし、ほとんどの人は、強制されないとできないのが現状です。
自分の意志が弱い事に気が付いたら、やらざるをえない環境を作り出す必要があります。。
意志の強さに関係なく、「やらざるをえない仕組み」を自分の外側に作りましょう。
継続ではなく、習慣化を目標にする。習慣となってしまえば、あとは「らく」。 |
習慣を作るには、最初の10日間に力を入れるようにしてください。
10日続けば、習慣化されるようになってきます。
内部から沸き起こる動機
事業に失敗する人のほとんどは、情熱がなくなった人です。大成功する人は、情熱を失わずに、改善を続けた人です。
「情熱」や「やる気」は、心の内側からわきおこる感情です。
他人から言われたことは、イヤイヤやるのが人間です。しかし、自分で決めたことは、「やろう!!」と思います。
つまり、内部からわきおこる、「感情」をどのように制御したらいいのか?を研究すればいいのです。
自分がなまけものだと認めることに抵抗を感じる人もいるかもしれない。 しかし、人は自分の弱みに気づいたとき、自分の時間が限られていることに気づいたとき はじめて「工夫」を考える。 |
人生の時間は限られています。「なまけもの」こそが、より多くの事を効率よく成し遂げることができるのです。
なまけものは、なまけるために工夫をする
努力家の働き者がいいとは限らない
有能な働き者は、「工夫」をしない。怠けものは、「考える人」です。どうすれば怠けられるかを考え、工夫します。
昔、ドイツの優秀な軍人「フォン・ゼークト」は組織における怠け者と、働き者について分類をしています。
働き者であることは、必ずしも良いとは言い切れません。工夫をする怠けものの方が、組織としては有用な存在なのです。
工夫をせずに、努力し続ける人は無能です。
つまり、「なまけもの」だと自覚をしている人は、考えることに労力を使うようにしましょう。
今まで1時間かかることを、10分でやるにはどうしたらいいか?
などと、自分に問いかけ、常に工夫をするようにすればいいのです。
努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る。 有能な「なまけもの」は未来を創る。 |
「なまけもののあなたがうまくいく57の法則」の著者 本田 直之さんとは
本田 直之 (ほんだ なおと)
レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役社長兼CEO。
シティバンクなどの外資系企業を経て
バックスグループの経営に参画し、常務取締役としてJASDAQへの上場に導く。
現在は、日米のベンチャー企業への投資事業を行うと同時に、少ない労力で多くの成果をあげるためのレバレッジマネジメントのアドバイスを行う。
日本ファイナンシャルアカデミー取締役、コーポレート・アドバイザーズ・アカウンティング取締役、米国Global Vision Technology社取締役を兼務。
東京、ハワイに拠点を構え、年の半分をハワイで過ごす。
著書は累計100万部を越え
25万部突破の『面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則』(大和書房)
『レバレッジ・リーディング』
『レバレッジ・シンキング』 『レバレッジ・マネジメント』(以上東洋経済新報社)、
など、レバレッジシリーズが人気。
サンダーバード国際経営大学院経営学修士(MBA) 明治大学商学部産業経営学科卒
(社)日本ソムリエ協会認定ワインアドバイザー 世界遺産アカデミー正会員
尊敬する人物 坂本龍馬
なまけもののあなたがうまくいく57の法則の感想とコメント
量をこなせば、質に変化する。
よく聞く言葉ではありますが、これは、落とし穴があると思います。
量をこなし、考える習慣を持つことで、質に変化する。のが仕事だと思います。 仕事では、プロセスは評価されません。
どんなにプロセスが良くても、結果が付いてこなければ、意味がないのがビジネスです。
私も怠けものなので、カフェで勉強したり、勉強家に参加するなどして、自分を律しています。
この本には書いてありませんが、怠け者が成功するには、「仲間」を作るといいです。
一緒に学ぶ仲間を作ると、やる気が持続する可能性が高まります。
何かを始める時は、一緒にやる仲間を作ってみてはいかがでしょうか?
書評:牧宏典
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