ここ一番に強くなれ
著者: 三田 紀房
出版: 大和書房
身につく: 勝負強さ
悩みの解決: 本番に弱い
こんな人に: 勝負強くなりたい人
普通のことができればいい!!それだけ
勉強していて、やる気もある。しかし、成果がでない。それは、「ふつう」ができていないからです。普通を続けられないから、結果がでないのです。社会に出ると、毎日が本番です。
普通の人が成果を出すには、120%の力なんていりません。80%ほど力が出れば十分なのです。
普通の人、才能がない人が成功するノウハウが満載です。
ふつうのサラリーマンしかいない
仕事なんて、たいしたことない。とっても「かんたん」です
電車にのると、サラリーマンをよく見かけます。スポーツ新聞を読んで、ちょっとエッチな記事を見ている人。酔っぱらって泥酔している人。よく考えてみてください。そんな人でも、会社に行けば、部下がいたりするのです。
あんな程度の人でも仕事ができるのです。
つまり、仕事なんて、たいしたことがないのです。簡単なのです。
そもそも、難しかったら誰もできません・・・
ふつうの人ができる程度の事しか、みんなやっていないのです。仕事をするのに、なにも特別な才能なんて必要がありません。
「かんたん」です。「かんたん」なのです。
仕事なんて、たいしたことはない。電車で寝ている人が出来る程度のものでしかない。 |
とにかく「ふつう」を極める
普通さえ続けられれば、どんなことでも出来る
勉強していて、やる気もある。しかし、成果がでない。それは、「ふつう」ができていないからです。
ほとんどの人は、「ふつう」ができていません。
「ふつう」ができてないので、結果がついてこないのです。逆に言えば、「ふつう」が続けられるなら、簡単に成功ができるという事です。
あなたは新人の時に習ったこと、小学生の時に習った事をきちんとできているでしょうか?
ほとんどの人ができていないはずです。
仕事なんて簡単です。「かんたん」な事を続けられればいいだけです。しかし、この「続ける」ということが多くの人はできないのです。
普通を誰よりも続けることが、成功の最大の秘訣である。 とにかく「ふつう」を続けろ。 |
できない人間が効率化するな!!
効率化していいのは、出来る人だけ。ふつうの人は選択と集中
効率化していいのは、出来る人だけです。
「ふつう」の人が効率化をしても、何の役にも立ちません。むしろデメリットになります。 効率化は結局のところ。「選択」と「集中」の事です。仮に10個仕事があったら、大事なのは2個です。
あとはたいして重要でもない、単なる「雑務」です。雑務を減らす仕組みを作ることが大切なのです。
7つの習慣の「緊急と重要性」の図を思い出しましょう。
人間は無意識でいると、第1領域の「重要で緊急」なことばかりをやってしまいます。ここで時間を使ってしまうことで、本当に重要なことに時間が使えなくなってしまいます。
つまり、雑務に時間をかけすぎているのです。多くの人は重要な仕事に時間を使えていないので、結果が出ていないのです。
まずは、「雑務と重要な仕事」をきちんと紙に書き出しましょう。
自分にしかできない事に集中するようにしましょう。
「ふつう」の人は効率化をするな。 1点に集中しろ。 |
ここ一番に強くなれの感想とコメント
普通を続ける。誰よりも普通を極める。ここ一番で力を発揮しなくても、ミスをしなければ圧倒的に勝てます。
これは、確かにあっていると思います。
成功哲学を勉強してもそうです。実行し続ければいいのですが、ふつうの人は3目あたりでやめてしまいます。
習慣になるまで「ふつう」をやり続ける人というのは、100人いたら1人だけです。
ゆえに、成功者が100人に1人程度しかいないのだと思います。
難しい事を遣ろうとする前に、当たり前の「ふつう」を続けていく大切さがよくわかりました。
「ふつう力」をきわめてみたい!!と心からおもいました。
書評:牧宏典
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