ミッションからはじめよう
著者: 並木祐太
身につく: 経営哲学
悩みの解決: 計画だけで先に進まない人に
こんな人に:
まずミッション(志)から始めませんか?
事業を始めるときに、儲かりそうだなぁ~~
なんて思ってはじめる人は多いと思います。でも、そんな人ほど、ちょっと失敗したり、壁にぶち当たるといきなり諦めてしまいます・・・
これは、事業を「論理」からはじめてしまったからです。
事業は、ロジカルシンキングから入ると、失敗してしまいます。情熱が続かないからです。 まずミッションと情熱から入るとよい。
情熱からはじめたものは、最後まで続ける事ができる。 儲けから考えると、失敗は目に見えている。
ミッションからはじめたものは、人生に喜びとワクワクをもたらしてくれる。
ミッションからはじめよう
仕事だからではなく、情熱があるからだ
成功者がなぜ、成功できたのか? それは情熱があったからです。
「事業戦略が決まらない」 「企画はあがるのだけれど、実行力がない」 ロジックばかりが先走ってしまっても実行力はつきません。
何かを始めるときは「志」からはじめましょう。
経営は駅伝、マラソンと同じです。 一時的にトップを取ったとしても、走り続けなければいけません。
走り続けるためには、志がないと続きません。
ロジックから入っていませんか?
感情がすべてを決めている!!成功は情熱があるか?で決まる
ロジックとは「論理」や「戦略」のことです。どのようにしたら売れるか?数字が出るか?などの部分のことです。
自社の強みや理念を忘れて、ロジックから入るから、魂が入らない事業になってしまうのです。
商売を始めるときに考える順番は、以下の通りです。
ミッション⇒ロジック⇒リアライズ(実行する部分) 多くの会社では、目の前の問題ばかりを解決しようとしています。
それでは、何のためにやるのか?がわからず、気分や感情がのりません。
情熱がある事業は成功に近づきます。なぜなら、つらいときに諦めないからです。
諦めなければ、最後には必ず勝てます。ミッションから事業の計画を立てると、何をしたらいいのか?が決まってきます。
人生の成功も、事業の成功も、結局は能力ではなく人間の感情次第なのです。
ミッションからはじめよう著者 並木祐太さんとは
並木祐太
慶應義塾大学 経済学部卒業
ペンシルベニア大学ウォートン校でMBAを取得
2000年マッキンゼーのアジア太平洋地区航空グループのリーダー
マッキンゼー・スクールオブ・リーダーシップの校長を歴任
2009年 フィールドマネージメントを設立
JAL、全日空、楽天など日本を代表する会社のコンサルティング実績があります。
サイトURL http://www.field-mgmt.com/
ミッションからはじめよう の書評・感想とコメント
この本を読むと、何にもまして「ミッションが大切」という事がわかります。
能力があっても、計画があっても、情熱がないものは意味がありません。情熱こそが、人生を成功させるポイントだと実感しました。
書評:牧宏典
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