自動FTPシステムを作りたい
自動FTPシステムを作りたい
目的:特定のファイルを(フォルダ単位ではない)時間を予約して、アップしたい。
毎日、勝手にやってくれるのがベスト
■目標
ローカルで1ヶ月分を設定しておく
複数のファイルを所定のディレクトリにアップロードできる
■方法
ソフトがあるようだ fileupper |
今回はバッチファイルで、実験してみる。
バッチファイルの基本
バッチファイルとは?
複数のコマンド列をあらかじめ「バッチファイル」と呼ばれる
テキストファイルに記述します。順番に実行させる事ができます。
コマンドプロンプトを開いてCUIで作業する場合
通常は手動でコマンドや「パス名」などを入力します。
ファイルに記述したものがバッチです。
コマンドプロンプト上で、いつも決まった処理をすることが多いなら
「処理をバッチファイル化」しておけば
ワンクリックで繰り返し実行できるようになる。
特定のファイルをアップする 特定の「フォルダ」をアップする |
こんな使い方ができる
特定の時間に「フォルダ」ごとアップする ワンクリックで、アップできる |
時間を指定する
タスクに登録することにより、毎日や毎週など、ある決まった時間に起動して
処理することも可能になります。
タスクスケジューラーを利用する |
バッチファイルの基本
Windows OSのバッチファイルは単なるテキストファイルです。
そのため、メモ帳などを使って実行したいコマンド列を列挙し
文字コードを「ANSI」「Shift-JIS」形式にして
保存すればよい(「Unicode」や「UTF-8」形式は不可)。
拡張子は「.bat」か「.cmd」にする |
.cmdがおすすめです。
カレントフォルダとは?
フォルダのこと 自分が今いるところだよ 「カレントディレクトリ」ともよばれる |
【参照】
https://wa3.i-3-i.info/word1538.html
cd www
と書けば、サーバー側でwwwフォルダに移動してくれます。
バッチファイルを作成しよう
バッチファイルとは、Windowsで複数の処理をまとめて実行する事ができます。
最終的には、2つのファイルを作ります。
autoftp.batを作る
まず、「autoftp.bat」というファイルを作ります。
ftp -s:ftp.txt |
メモ帳で作ります。
デスクトップに保存します。(どこでも大丈夫です)
拡張子を「.bat」にします。
文字コードは「ansi」にしましょう。
テキストファイルを作る
「ftp.txt」という名前で、ファイルを作ります。
open ここにサーバー名 |
「prompt」…対話モードオン/オフ切り替え
cd・・・サーバー側の
put・・・ファイルやフォルダを指定して、送ります
bye・・・
ファイルは、「デスクトップ」や「フォルダ」など同じ場所に設定します。 |
FTPコマンド
主なFTPコマンド
「open」…FTPサーバーへ接続する 「prompt」…対話モードオン/オフ切り替え 「cd」…ホスト側のディレクトリを移動する 「lcd」…ローカル側のディレクトリを移動する 「get」…1つのファイルを取得する 「mget」…複数のファイルを取得する 「put」…1つのファイルを転送する 「mput」…複数のファイルを転送する 「disconnect」…FTP接続を終了する 「bye」/「quit」…FTPコマンドを終了する |
.txt ファイルに記述しています。
タスクスケジューラーに登録
タスクスケジューラーを利用して、時間を指定します。
スケジューラーの開き方
1.[スタート]⇒[Windows管理ツール]⇒[タスクスケジューラ] 2.[Windows]+[R]⇒「taskschd.msc」 |
【参照】
https://jj-blues.com/cms/wantto-howtomakebatforbeginer/
windows10タスクスケジューラ
設定を変更しない限り、サインイン中のユーザーアカウントの権限で起動される
【基本動作の参照】
https://peacepopo.net/blog-entry-144.html
参照サイト
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