新しい働き方、副業を試してみよう
最近では、パラレルワーク、副業などという言葉を聞く事が増えています。
多くの大手企業でも、この新しい働き方を導入しています。では副業とはどのような働き方であり、どんなメリットがあるのでしょうか?
副業は新しい働き方
大企業でも認め初めている
大企業の間でもスタッフの副業を解禁するところが増えています。ロート製薬、日産、富士通、花王など大手企業ではすでに副業を解禁しています。
ある調査では、会社員のうち約14%ほどが副業をしているという結果が出ています。
会社員であれば、今の給料より、もっと稼ぎたいと思うはずです。
国税庁によれば2014年の平均年収は414万円で、平均年収は、平成8年をピークに下がり続けています。
一方で平均寿命は延び続け、男性も100歳まで平気で生きる時代となりました。今後一つの仕事だけでなく、生涯で複数のキャリアを持つことが当たり前となることが予想されます。
大企業が副業を認めはじめた理由とは?
優秀な人に辞めてほしくない
大手企業が副業を認めるようになった主な理由はシンプルです。それは、長く勤めてほしいからです。
スタッフに自ら報酬を得る機会を与えることによって優秀な人材を集め、長く自社で働いてもらいたいという意図があります。
「企業の体質が悪くなると優秀なスタッフから辞めていく」といわれます。
優秀な人材であればあるほど、さまざまなプロジェクトを任されます。どうしても、仕事は「できる人」に集中してしまいます。
その結果、待遇に不満が出てしまい、退社につながるケースは多くあります。
優秀な人であれば、企業を通さずに直接的に案件を依頼されたりするケースも増えています。
この流れは、今後、止めようにありません。
リモートワークの増加
オフィスはなくても働ける
ネット環境が充実したおかげで、必ずしもオフィスが必要ではなくなっています。
最近ではコワーキングスペースも増えています。
「リモートワーカー」を正規のスタッフとして雇用する企業が増えています。
経営者自身を含めたスタッフ全員がリモートワーカーという場合も今後増えると予想されます。
パラレルワーカーとは?
複数の仕事から利益を得る
最近では、将来の先行きが見えづらい時代であることを反映して、複数の仕事から収入を得ようと考える人が増えています。
会社の寿命が短くなっているのに対して、人間の寿命は伸び続けています。会社員として一つの収入源だけに頼る生活には、リスクがあります。
一つの会社にいると、よくも悪くも、運命共同体になってしまいます。
船が沈んでしまえば、自分も沈んでしまいます。そこで本業とは別の収入源を得るためにパラレルワークを試みる人が急増しています。
副業もパラレルワークの一環と捉えることもできます。
副業が本業からの収入をメインとしています。副業は本業を支えるものという認識が強いのに対し、パラレルワークの場合は本業と副業の壁はありません。すべてが本業という感覚で働きます。
副業のまとめ
「今」だけを考えるなら、転職や副業を考える必要はありません。
しかし、今後、自分がキャリアアップしたい!!もっと自分を成長させたい!!と思うのであれば、副業やパラレルワークを試してみる事も大事ではないでしょうか?
ライター:牧宏典
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