製品のライフサイクルとは
市場にはサイクルがあるのをご存知ですか?
製品やサービスにはライフサイクルというものがあります。
ライフサイクルとは、製品が市場に投入されてから、衰退するまでをグラフにしたものです。独特の形のアーチを描いています。これはマーケティングの基本中の基本です。
市場が成熟してきたら、専門化して差別化する事が大事です。
製品ライフサイクル理論(Product Life Cycle)とは、製品には「導入期」、「成長期」、「成熟期」、「衰退期」の4つの段階があるという理論です。
いまの時代に レーザーディスクの開発してもすでに衰退業種なので、どんなにがんばっても利益はあがりません・・・
いまの時代はAIやロボット事業に時間を投資したほうがよいです。
成長期と成熟期で、利益の80%が得られます。あとの20%は導入期と衰退期です。製品・サービスに対する売上げは段階によって特徴・課題があるため、とったほうがいい戦略が違ってきます。
製品やサービスが成熟してしまった場合は、新たに新しい曲線を描く必要があります。
そのため、常に商売は新しいことをしなければいけません。
「導入期」、「成長期」、「成熟期」、「衰退期」がある自社の事業は、ライフサイクルのどこですか?常に意識をしながら商売をしましょう。 |
すべての人を相手にしない。顧客を絞り込む必要性
すべてを伝える必要はない
中小企業は、お客さんはどのように選んだらいいのでしょうか? 中小企業の場合、思いっきり絞り込んでも大丈夫です。
中小企業の場合、お客さんを絞り込まないと、広告費用などがかかりすぎてしまいます。
ユニクロさんがフリースを売るときに、思いっきり絞り込んで宣伝したのを覚えているでしょうか?
実際に、ユニクロさんではフリースしか売っていないわけではありません。
しかし、TVのCMでユニクロは、フリース1点押しで行きました。フリースに1点集中させて、お客様にフリースのユニクロ!!というイメージを作りました。
会社やサービスの知名度が低い場合、あまり多くのことを伝えようとしても、焦点がぼけます。
出典:ユニクロギンザスペシャル
知名度があまりない場合、何でも売っていると思われると、「すべて平均点以下の店」というように見られてしまいます・・・
1点集中させて、同じフレーズを何度も相手に聞かせると、人は「とにかく見に行こう」などと思うわけです。
ユニクロは実際に行ってみればわかりますが、いろいろな商品が売っています。
しかし、まだ中小企業だったころは、フリースに一点集中して宣伝していました。中小企業の戦略は1点集中、全面突破です。
1点に集中しても、お店にいけばイロイロ売っている |
他社との違いを出す??ネーミングで差別化する
ネーミングは一番の差別化戦略。しかも 「カンタン」
同じような商品が売り場に並んでいてもネーミングやデザインが良いものを購入する。そのような経験は誰にでもあるかと思います。ネーミングで差別化している会社で有名なのが、銀座まるかんの「斎藤一人さん」です。
斉藤ひとりさんは社員がいない、珍しい億万長者としても有名です。
「斎藤一人さん」はネーミングは「ひざこし元気」、「スリムドカン」わかりやすくて直感的なネーミングで顧客に製品を販売しています。
顧客の頭にねばりつくようなネーミングをすることで、商品やサービスを思い出しやすくしているわけです。
ネーミング戦略とは
・お客さんに「どのように感じてもらいたか?」明確にする・直感的にわかるよう、音を入れる・ 口に出して言いやすいようにする・記憶に粘り着きやすいようにする |
実はネーミングの売上効果を測定したデータは、ほとんどありません。
なぜなら、効果を測るには、すでに販売している商品のネーミングを変更して、売上の変化を調べること が必要です。
しかし、ネーミングを変えると同時に本体にも変更が加えられ新商品として販売されるため ネーミングの効果を独立して測定できないのがほとんどです。
しかし、ネーミングと売り上げにはとても重要な関係があります。ぜひ調べてみましょう
大変申し訳ありませんが、当社ではサービスの質を落とさないために、月の契約は5件までとさせていただいております。契約をお待ちいただく可能性もございますので、ご了承のほどよろしくお願いいたします。