敬天愛人 |
西郷隆盛 |
「道は天地自然の物にして、人はこれを行うものなれば、天を敬するを目的とす。天は我も同一に愛し給ふゆえ、我を愛する心を以て人を愛する」
人は、己に克つを以って成り、己を愛するを以って敗るる |
西郷隆盛 |
人己を利するは私、 民を利するは公、 公なる者は栄えて、 私なる者は亡ぶ。 |
西郷隆盛 |
西郷隆盛とは
薩摩藩の下級武士であったが、とっても頭が良かったので藩主の目に止まる。
安政の大獄で島流しに会う。月照と自殺をはかるが、自分だけ助かり苦悩する。
藩の政治に復帰した西郷は坂本竜馬の仲立ちで、対立していた長州藩の木戸孝允と薩長同盟を結びつける。
これを機に倒幕運動の中心人物になる。
薩長の新政府軍は、武力によって旧幕府軍を破ろうとしていたが
江戸城を攻める時には、新政府の代表として幕府側の勝海舟と話し合い、江戸の町を戦火から守った。
明治新政府の指導者の一人となってからは、廃藩置県などの改革を進めたが、朝鮮出兵を巡っての征韓論で、大久保利通らと意見が対立して政府を去る。
故郷の鹿児島に戻った隆盛は、士族の教育・軍事訓練・開拓を進める機関として、学校を設立。しかし、生徒・教官たちが新政府に対して反乱を起こした。これは西南戦争といわれるもので、7ヶ月にも及ぶ戦いと成った。西郷は大将として戦ったが破れ、城山で自殺した。
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