お墓も低価格化へ
実家が遠く、なかなか墓参りに行けない
久しぶりに墓参りをしたという人は多いのではないでしょうか?
IT化がすすみ、地方に仕事がなくなり、しかたなく上京する人が増えています。すると、先祖代々受け継いだ土地から、都会のマンションやアパートに住む人が増え、地方はお年寄りだらけとなってしまいます・・・
今の時代、墓を代々受け継ぐことが前提ではなくなりつつあります。
便利な永代供養墓とは
永代供養墓を利用しよう
「お墓参りができない人に代わって、あるいはお墓参りしてくれる人がいなくても、代わりにお寺が責任を持って供養と管理をするお墓」の事です。
永代供養では、ほかの人と一緒の墓、あるいは同じ納骨室(棚)に安置されるので「合祀墓」「合同墓」「合葬墓」「共同墓」「集合墓」「合葬式納骨堂」など、さまざまな呼び名があります。
昭和の時代と違い、核家族化が進み、墓を代々受け継ぐことが前提ではなくなってきています。
仏壇を家で持つ人も減っています。
住職も高齢化
地方の寺は住職が高齢で跡継ぎもいない
地方では、寺がすごい勢いで減っています。
今後25年のあいだに、日本に存在する約7万7000の寺院のうちの約4割近くが消滅するというデータがあります。
2040年には全国の自治体の49.8%が消滅するというデータがあり、自治体が消滅してしまうと
お寺なども、なくなる・・・というロジックです。
寺が専業で食べていくには、少なくとも檀家数は200軒なければ難しいと言われています。住職が副業を持たないと、寺を維持していく事すら難しいわけです。
お墓業界も新規参入
イオン、ユニクエスト・オンライン、みんれびといった葬儀費用の低料金化を推し進めてきた異業種参入組です。
追加料金不要かつ低料金の葬儀プランを提示して、市場で価格破壊をもたらしました。
集客をする代わりに、実際に葬儀を施行する葬儀社から葬儀価格の20~25%の手数料を得るというビジネスモデルです。
菩提寺を持たない人向けには、葬儀で読経してくれる僧侶も手配してくれます。
お墓の価格
ユニクエストの1万4000件という年間取扱件数は葬儀業界3位
イオンとみんれびが3万5000円、ユニクエストは5万5000円
3社ともに「追加費用なし」
「永代供養墓」にまで異業種参入組が手を伸ばしてきたことに、仏教界の一部からは反発の声も上がっています。
仏教側は反発
過去に、ある業者が、「通夜・葬儀」での「読経」や「戒名」について、ネットで料金を出した時、全日本仏教会が反発しました。
お布施の価格表示は仏教の宗教性に対する越権行為に当たると抗議した。
考察
低価格化は避けられない
時代の変化により、葬儀をする、お墓を守るという意識も薄れています。
日本がこれまで精神的、経済的に強かったのは、「縁」というものを大事にしてきたからだと思います。
今こそ、お墓についてを考え直す良い機会ではないでしょうか?
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