どうして黄ばみになるのか?
衣替えの季節、着用しようと収納していた衣類を見ると黄ばみが発生していました。
どうして黄ばみが発生したのでしょうか?
原因は、空気中の酸素が衣類に付着した皮脂汚れなどと化学反応して、
汚れが酸化されて
黄ばみ(*変色)の原因になります。
皮脂汚れの他に、食べこぼしのシミや汗などの汚れ、日光での紫外線の影響での
原因が考えられます。
特に、冬物衣料は「汚れていないから」と思われがちで、洗濯を怠ります。
目には汚れていなくても、しっかり皮脂汚れが付着してるんです。
冬物衣料の保管時には、夏の暑い時期に保管しているので、高温多湿により、黄ばみが発生しやすいんです。
もちろん、夏物衣料も汗や汚れが付着したまま保管すると、黄ばみの原因になりますし、最悪は、衣類の地色が壊れて
*脱色や生地の*脆化が起こります
黄ばみの取り方
◆ 酸素系漂白剤(オキシドールでも可)
市販の酸素系漂白剤を使用します。
粒状の酸素系漂白剤もありますが、おすすめは液体酸素系漂白剤です。その理由は、粒状の酸素系漂白剤は、アルカリ性。液体酸素系漂白剤は、酸性を示します。漂白力は、アルカリ性の方が高いですが、地色が流れやすくなり、脱色や色移りがしやすくなります。
また衣類が脆化する場合がありますので、液体の酸素系漂白剤の使用をおすすめします。
◆ 消毒液のオキシドールなどでも代用できます。
酸素系漂白剤の主成分は、過酸化水素というモノでこの過酸化水素が漂白効果があります。消毒液の過酸化水素の濃度は、約3%。市販の液体酸素系漂白剤は、メーカーにもよりますが約3%ぐらいで浸透力を増す為に洗剤が入っています。
本来は、洗剤が入っていないオキシドールなどの消毒液の使用がベストですが、市販の液体酸素系漂白剤でも問題はありません。基本的にどちらを使用しても良いですが、市販の液体酸素系漂白剤の方が価格も安く、どこでも購入できるメリットがあります。
◆ アンモニア水
薬局で虫さされ用薬として販売しています。
(小さいサイズも販売しています)
◆ 綿棒又は筆(ナイロン筆)
漂白剤をシミ部分に塗るときに使用します。
筆を使用する場合は、ナイロン筆を使用して下さい。
◆ ドライヤー
漂白時に加熱するために使用します。
黄ばみの抜き方 参考文献
http://sentaku-shiminuki.com/shiminuki/pro-03-hyohaku.html
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