婚活パーティーに来る男性は全てが独身ではない
ところが、また数ヶ月後にそのお客様が彼に
「せっかく紹介してもらって交際まで発展したのに、別れたらしいんだよ」と
え？なんで別れちゃったの？
気になりますよね。
「それが、とても言いにくいんだけどね。彼女が彼に言ったらしいんだよ。セックスが下手だから嫌だって」
セックスが下手だから嫌だって。
24歳の女性が言うセリフかなー。
その彼女が以前付き合っていた男性というのが、40代。
よっぽどうまいセックスを覚えちゃったんだろうねって。
いや、恐ろしい。
セックスで決めちゃうんだって。
セックス以外でその彼のいいところはなかったのかと考えちゃいました。
その話を聞いていて、彼がわたしに質問してきました。
「男女ってセックスで決めちゃうものなの？」
いや、違うでしょう。
だって、一生一緒にいたいとか、一緒にいて居心地がいいとか、幸せになりたいまたは幸せにしてあげたいって思う心があれば、セックスはスキンシップだからねって。
それを話したら、彼がわたしの手を握って
「いやー、安心したよ。俺も間違ってなかった。よかったー」
って。
うんうん、それでそれが悩みだったの？
え？
ん？
彼がもじもじしながら
「…で、君はどうなの？セックスは普通なの？セックス苦手なの？」
はい？
え？
えーと、そこからどうしてそんな話になったんでしょう…。
「普通ですけど…」
と答えるしかないでしょう（笑）
「じゃあ、今晩どお？」
え？
なに、この展開…。
今晩どおって、どういうこと？
つまり、セックスの相性も大事だから一度試してみようということなのだろう・・・
うーん
うーん
うーん
ま、いっか
そのまま円山町のラブホ街へ。
正直、ホテルも考えて欲しかった。
ちょっと洒落たホテルにしてくれよって、ほとんどの女性がそう思うであろう。
なのに、もうここでいいよねと、円山町入ってすぐのボロいラブホへ1人でさっさと入っていく・・・
ムードもへったくれもない。
ラブホに入る前まではとてもムードたっぷりだったはずなのだが。
服脱いで、さあ始めましょうか。
いや、ちょっと待ってください。
いきなりですか。
シャワー浴びないんですか？
一応エチケットでしょー。
「え？そうなの？シャワー浴びなきゃダメなの？」
そんな臭いことしたくないんです、わたしはね。
もうドン引きです。
わたしだけシャワーを浴びるだなんて。
絶対に無理です。
結果、全然よろしくありません。
「今日はずーっと一緒にいようね。」
とお泊まりでホテルに入ったはずなのに
ピロピロピローン♪
携帯電話がなりました。
彼の携帯のようです。
その携帯を見ながら、ゾッとした表情。
「ごめん、本当にごめん」
どうしたどうした。血相変えて。
「今日はお泊まりが難しくなっちゃって。母親が入院していて、病院から呼び出しが。
それも明日の朝早くに。なので、今日は休憩にしよう」
あれま、そりゃ大変だ。
仕方ないね。
その時、頭の中にふと…ある文字がよぎりました。
エッチ中は、そりゃそれなりに上手かった。
でも、シャワーを浴びないという時点でドン引き。
でもエッチですっかり頭の中は、好きになっちゃったモードスイッチが入る一歩手前。
しかし、その言葉に
「この男、もしかして…既婚者？」
実はこのバーテンダー、当時46歳。
46歳で独身ってどうなの？
彼女いませんもおかしくない？
だって、福山雅治に似てるし。
それなりにいい男なんです。
うーん、どうも怪しい。
抱かれている時の彼の香りが、”響”とか”山崎”とか
ウィスキーのめっちゃいい香り。
人生でこんなにウィスキーのいい香りがする男性に出会ったことがない！
ああー、もうウィスキーとエッチしているに違いない。
肌ツルンツルン。
女の子みたい。
そんな休憩タイム（笑）
「これからもよろしくね！」
交際スタートなのか。
スタートでいいのか。
しかし、頭の中は既婚者じゃないのか？という疑問がずーっと残ってました。
本当に独身かどうかなんて、独身証明書があるわけじゃない。見たわけでもない。
疑問がずーっと続いて、もやもや。
そして、エッチから３日後にあんなことが起こるとは…。
次回に続く >>
婚活リアル体験記
ライターさんが実際に経験した「婚活のリアルな体験談」 リアルなだけに役立つ情報がマンサイかも？
婚活パーティーに来る男性は全てが独身ではない（1）
こんなタイトルを見て、ギョッとする女性もいるのでは。
結婚相談所ではないので、「独身証明書」は必要ない。
婚活パーティーに来る男性は全てが独身ではない（1-1）
本命ではなくキープの胸毛ボーン君とお食事に行くことに
しかしながら、やはり胸毛ボーン君は少し変わっているようで・・・
婚活パーティーに来る男性は全てが独身ではない（2）
胸毛ボーン君とのデートをするのだが、やはりどこかがおかしい・・・
だんだん話を聞いていると、色々と問題点ふきだしてきた
