資本主義とは、いったい何なのか?
働けど、働けど、幸せにならないのは、いったいなぜでしょうか?そんなことをは考えたことがありますか?
そんなときは、ちょっと立ち止まり、資本主義について学んでみましょう。
資本主義は「値段が限界まで安くなる競争」とも言えます。
今の日本は、物やサービスの品質に違いがなくなってきています。そのため、差別化ができなくて、安易に値段を下げる競争しかできない状態にあります。
これは、「所得」の低下につながります。働けど働けど低賃金の理由はそこにあります。
さらに追い打ちで、日本は物価が高いため、豊かさを感じないとんでもない国になってしまっています。
物がない時代には、物を作れば売れました。
品質が高くて、大量に作れる会社が有利になったわけです。ソニーや松下が大きくなったのもこのころです。
企業は争って、会社を大きくして大量に物を、安く作れる体制を作りました。
GDPも1955年に比べると、50倍近くに跳ね上がっていきます。
しかし、時代が変わり、物余りの時代になると家電業界は苦しんでいます。
その理由は、中国や韓国のメーカーにあります。
資本主義の社会では、1万円の物を1000円で作り売ることもできます。より安く、品質の同じものを作れれば、競争に勝てます。
なぜなら、品質が一定になってくると、ブランド価値で勝負しずらくなるからです。
ブランドイメージを売りつけようとしても、消費者が賢くなってしまい、同じ機能なら、安いほうにしよう・・・と考えてしまうからです。
物価の高い日本より、物価が安い国の方が、物を作るには圧倒的に有利です。
日本はかつて欧米と比べて物価が低いため、労働力を安く仕入れることができました。
しかし
現在はどうでしょう・・・人件費は高騰してしまい、どうみても日本で物が作れません・・・・
そんな時代は、デザインなど感情に訴えかけるもので勝負が必要です。人は機能にだけ反応するわけではなく
美しさなどの情緒的な物に愛着を持ちます。
物があふれて、食べることにも困らない時代には、デザイン、感情や間隔で差別化を考えてみてはいかがでしょうか?
iphoneやマックなどは、感性をとらえた今の時代にあった製品だと言えます。
昔は個人店が多く、税金にも敏感だった
かつて農家や職人や個人商店などの自営業が社会の主流でした。
自分で確定申告するので、みんな税金には敏感です。
その当時は、資本(農地・農耕器具など)の所有者と、資本を活用し富を生み出す労働者は一致していました。
ところが現在
銀行制度や株式市場が整備されてくると、資産家が提供した資本(工場・機械)に賃金労働者が雇われて労働を行います。
サラリーマンというのは、自分の時間を売る、奴隷のような商売です
さらに、源泉徴収という、強制的な税金で、国にもお金を貢いでいます。源泉徴収が恐ろしいのは、そのわかりずらさです。
手取りで本当はたくさんもらえるのに、いつの間にか税金を引かれて、給料が手元に届くわけです。
さらに、銀行振り込み。
通緒に数字が並ぶだけで、実感がありません・・・
これでは税金に対する実感もわきません。つまり政治に無関心になります。
消費税を上げると、税収が下がる
増税をすると税収は減ります。
それは、消費を引っ張っているのは大半が、あまりお金を持っていない人たちだからです。彼らは欲望のためにお金を使います。
そのため、景気をひっぱっているわけです。
消費税を上げるということは、低所得者な人たちが 「ちょっと買うのやめておこう」「もうちょっと考えて買おう」
ということをなるのです。
つまり、全体としては消費は落ち込み、景気が悪くなるのです。
簡単な話です。
金持ちは、「お金を使わない」からお金持ちなのです。
安易にお金を使いません。投資になり、今後利益を生みそうなものにお金を使います。逆にお金のない人は、必要のないものを
買ってしまいます(これが景気を底上げしているのですが・・・)
簡単に言うと、増税するたびに、国がダメになるということです。まったく・・・
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